変更された実際の輸送オーダを再計画するには

輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000) セッションの実際の積荷データの更新フィールドで、すでに実際状況になっている輸送オーダの変更後に、輸送が積荷構築をどのように処理するかを指定できます。このフィールドでは、以下の設定を使用できます。

  • 使用不可
  • マニュアル再計画
  • 自動再計画
使用不可

ユーザは実際状況である輸送オーダ、輸送オーダライン、輸送オーダラインの発生元オーダを変更できないので、実際状況の輸送オーダまたはオーダラインを再計画することはできません。 ユーザが変更を行おうとした場合、エラーメッセージが表示されます。

マニュアル再計画

変更した輸送オーダラインはマニュアルで再計画できます。 輸送オーダラインが変更された場合、LN は変更された輸送オーダラインを再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000) セッションに挿入します。 再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000) セッションでは、変更された輸送オーダラインを選択して、適切なメニューから計画の生成 (fmlbd0280m000) セッションにアクセスできます。

輸送オーダは輸送オーダライン (fmfoc2101m000) セッションで変更できます。 発生元オーダラインが変更されると、輸送オーダラインも変更されます。 発生元オーダラインおよび関連する輸送オーダラインに影響を及ぼすような変更が発生元オーダヘッダで行われた場合、輸送オーダラインも変更されます。 これは、たとえば発生元オーダヘッダの計画納期が変更された場合などです。

輸送オーダラインが変更されると、この輸送オーダラインに関連する出荷ラインはすべて削除され、この輸送オーダラインは再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000) セッションに挿入されます。 変更された輸送オーダラインは再度 「計画」 状況になり、ユーザはこのオーダラインを再計画できます。

自動再計画

すでに実際の計画の一部であるオーダが変更された場合、関連する出荷ラインがこの計画から削除されます。 変更された輸送オーダラインは自動的に再計画され、再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000) セッションには表示されません。 再計画できない場合は、オーダを変更できません。

注意 1

変更された輸送オーダラインは、別の輸送オーダまたは新しい輸送オーダに挿入できます。 このため、輸送オーダ番号および位置番号も変わることがあります。

注意 2

自動再計画またはマニュアル再計画の設定が適用された場合に、輸送オーダの再計画パラメータの設定により、変更された輸送オーダラインがどのように再計画されるかが決まります。