追加コストを割り当てるには追加コストの計算を使用するには、輸送費の計算 (fmfrc0240m000) セッションで追加コストを計算チェックボックスをオンにする必要があります。 出荷ラインおよびクラスタラインに追加コストを請求する基準およびその金額は、追加コストセットでメンテナンスされます。 出荷ラインまたはクラスタラインが追加コストセットの基準と一致した場合、その出荷ラインまたはクラスタラインに対して追加請求金額が追加されます。 追加コストセットは、コードと記述から構成されます。 各追加コストセットに対して、1 つまたは複数の選択基準と 1 つまたは複数の原価品目をリンクする必要があります。 原価品目に、実際の追加コスト額が保存されます。 追加コストセットは、追加コストセット (fmfrc2110m000) セッションで定義します。 運送業者別追加コストセット/LSP、品目および住所 (fmfrc2120m000) セッションで、選択基準を追加コストセットにリンクします。 品目 - 追加コストセット単位 (fmfrc2150m000) セッションで、原価品目を定義し、追加コストセットにリンクします。 選択基準 追加コストセットは、以下のいずれか、またはすべての選択基準を持ちます。
追加コストセットの選択基準が出荷ラインまたはクラスタラインのプロパティのいずれかと一致した場合、追加コストセットの原価品目を使用して、この出荷ラインまたはクラスタラインにコストを追加できます。 例
Road Express, Inc により輸送される出荷ラインまたはクラスタラインには、セット A で定義されている追加コストが請求されます。 デンバー向けの出荷ラインまたはクラスタラインには、セット B で定義されている追加コストが請求されます。 Southern Airways により輸送され、冷凍フカヒレを含む出荷ラインまたはクラスタラインには、セット D で定義されている追加コストが請求されます。 原価品目 追加コストセットには、少なくとも 1 つの原価品目が含まれます。 原価品目には、以下の要素が含まれます。
これらの各プロパティに対して、上限と下限を定義し、追加コスト金額が適用される範囲を設定することができます。 出荷ラインまたはクラスタラインの品目が品目プロパティおよびその範囲と一致した場合、その出荷ラインまたはクラスタラインに対して原価品目のコスト金額が追加されます。 例 追加コストセット A は、以下の原価品目から構成されています。
最初の例に示したように、コストセット A の選択基準は、運送業者 Road Express, Inc. です。 クラスタラインに運送業者 Road Express, Inc. が含まれている場合、計算エンジンはコストセット A の原価品目をチェックして、原価品目がこのクラスタラインのプロパティと一致しているかどうかを確かめます。 たとえば、クラスラタラインに一覧表示されている商品の重量が 10 ~ 20 kg の場合、原価品目 1 に定義されているコスト金額 EUR 10 がこのクラスタラインに追加されます。 追加コストの割当処理の概要 追加コストの割当処理は、以下のステップで行われます。
注意
特定の出荷ラインまたはクラスタラインと複数の追加コストセットが一致した場合、一致するすべての追加コストセットを使用して、この出荷ラインまたはクラスタラインにコストが追加されます。 出荷ラインまたはクラスタラインのプロパティに複数の原価品目が一致した場合、一致するすべての原価品目のコスト金額がこの出荷ラインまたはクラスタラインに追加されます。 この結果、複数の追加コストセットによる複数の原価品目のコスト金額が、出荷ラインまたはクラスタラインに追加されることになります。
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