見積輸送費の計算積荷と出荷について、輸送は、積荷構築中に積荷と出荷の見積輸送費を計算します。輸送オーダクラスタについては、輸送は、輸送オーダクラスタ処理中に見積輸送費を計算します。 また、以下のタイプの個々のオーダラインに対する見積輸送費の計算にも輸送計算エンジンが使用されます。
オーダラインまたは見積ラインの輸送費収益計算については、オーダライン入力時の輸送費収益計算を参照してください。このトピックでは、積荷構築時および輸送オーダクラスタ時の見積輸送費の計算について取り上げます。 積荷構築処理または輸送オーダクラスタ処理が行われると、自動的に計算エンジンが有効になります。
注意
輸送費の計算を有効にするには、輸送レートおよび輸送費パラメータ (fmfrc0100m000) セッションで輸送原価計算チェックボックスをオンにする必要があります。 計算エンジンは、積荷構築エンジンでの積荷と出荷の作成時に積荷と出荷の輸送費を計算し、クラスタ処理時に輸送オーダクラスタの輸送費を計算します。 輸送費の計算処理
輸送費の再計算 輸送レートおよび輸送費パラメータ (fmfrc0100m000) の、次のフィールドによって輸送費の再計算が行われます。 積荷構築処理またはクラスタ処理が行われた後で積荷、出荷、またはクラスタの輸送費を再計算するには、輸送費の計算 (fmfrc0240m000) セッションで計算処理を有効にします。再計算は、たとえば輸送レート帳簿で最近レートが変更された場合など、さまざまな理由で役立ちます。計算処理を有効にする前に、見積輸送費を計算する計画、積荷、出荷、または輸送オーダクラスタを選択しておく必要があります。輸送費の計算 (fmfrc0240m000) セッションは、該当するセッションの適切なメニューから使用できます。計算エンジンは運送業者レートを使用して、見積輸送費を算出します。 積荷と出荷の構成時のコストのリセット 出荷から出荷ラインを、または積荷から出荷を削除すると、LN により積荷と出荷のコストが 0.00 にリセットされます。その場合、LN では該当の計画に対する合計コストは変更せず、その計画の積荷、出荷、および出荷ラインにコストを再配分します。
例
出荷ラインが出荷 S110002 から削除された場合、積荷計画のコストは次のようになります。
この処理は輸送費の再計算とは別で、積荷がその出荷からすべてなくなるか、または出荷ラインが出荷から削除された際に必ず実行されます。
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