輸送オーダメンテナンス

ユーザは、輸送オーダ (fmfoc2100m000) セッションで輸送オーダを、輸送オーダライン (fmfoc2101m000) セッションで輸送オーダラインをメンテナンスできます。

輸送オーダおよび輸送オーダラインのさまざまなデフォルト値は、輸送オーダタイプ (fmfmd0160m000) セッションおよび輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000) セッションで管理されます。

輸送オーダの修正

発生元オーダの輸送関連データが修正された場合、変更が可能な状況であれば、該当する輸送オーダ、輸送オーダライおよび/またはクラスタラインに変更が反映されます。これにより、新しい輸送オーダを生成するか、または既存の輸送オーダを変更できます。輸送オーダ状況の詳細については、輸送オーダ状況を参照してください。

数量など、発生元オーダのオーダラインのフィールドが変更された場合、この変更は対応する輸送オーダラインに自動的にコピーされます。

計画入庫日など、輸送オーダヘッダに影響を及ぼす発生元オーダのデータを変更すると、以下のような結果をもたらします。

  • LN では、既存の輸送オーダヘッダがこの変更と一致しているかどうかがチェックされます。一致する輸送オーダヘッダが見つかった場合、LN は変更された発生元オーダラインから新しい輸送オーダラインを作成し、一致した輸送オーダヘッダに追加します。 変更前の発生元オーダラインの情報が保存されていた古い輸送オーダラインは削除されます。 「古い」 輸送オーダにこのオーダラインしかなかった場合は、この古い輸送オーダのヘッダが削除されます。
  • 一致する輸送オーダヘッダが見つからなかった場合、LN は新しい輸送オーダを作成し、発生元オーダラインの変更された情報を追加します。 変更前の発生元オーダラインが保存されていた古い輸送オーダは削除されます。
  • 輸送オーダラインに対して出荷ラインが作成されている場合、輸送オーダラインが変更されると、出荷ラインは削除されます。
  • 削除された輸送オーダが積荷計画に含まれていた場合、それに対応する出荷および積荷も削除されます。
  • クラスタおよびクラスタラインに対する影響については、輸送オーダと発生元オーダの変更がクラスタに与える影響を参照してください。

輸送オーダデータの更新は、倉庫管理で積荷が処理される前にのみ実行できます。 輸送オーダが更新された場合、変更を反映するには、積荷構築を再実行する必要があります。 積荷が進行中状況になり、さらに処理を進められる状態になると、輸送オーダや発生元オーダは変更できなくなりますが、以下の注意を参照してください。クラスタ輸送オーダをいつ更新できるかについては、輸送オーダクラスタを変更するにはを参照してください。

注意

積荷、出荷、倉庫オーダの数量が倉庫管理で変更された場合、この変更は関連する輸送オーダラインに反映されます。

輸送オーダの削除

発生元オーダが削除されると、輸送オーダが削除されます。

また、発生元オーダラインセッションで輸送オーダの生成チェックボックスをオフにしても、発生元オーダの輸送オーダを削除できます。これは、積荷構築またはクラスタに特定の輸送オーダが必要でない場合に行うことができます。 詳細については、発生元オーダから輸送オーダを削除するにはを参照してください。

輸送では、状況が進行中に満たない場合、または状況がクローズの場合に輸送オーダを削除できます。さらに、輸送オーダヘッダは、オーダラインがすべて削除されるまで削除できません。