輸送サービスレベルの使用輸送サービスレベルまたは単にサービスレベルは、たとえば 12 時間以内の納入や 24 時間の特急輸送など、輸送時間を表すために使用されるエンティティです。 輸送サービスレベルは、以下の方法で輸送オーダ、輸送オーダライン、出荷に追加されます。 輸送サービスレベルは以下の目的に使用できます。
これらの目的の詳細については、以下のセクションで提供します。 輸送オーダグループ 品目が常に特定の取引先から輸送、または特定の取引先に輸送される場合は、出荷元取引先または出荷先取引先別に品目をグループ化できます。 品目 - 出荷元/出荷先取引先 (fmfmd2100m000) セッションで、品目と出荷元取引先または出荷先取引先の任意の組合せに輸送サービスレベルを追加できます。 これにより、品目が輸送オーダラインに取り込まれると、その取引先および輸送サービスレベルが自動的に追加されます。 輸送サービスレベルを基本計画に使用するには、計画マトリックス (fmfoc1120m000) セッションで計画グループの計画マトリックスに輸送サービスレベルを取り込みます。 これにより、輸送サービスレベルが一致する輸送オーダラインが同じ計画グループにまとめられます。 概略計画 また、輸送サービスレベルの範囲を概要計画の選択に取り込んだ場合、概略計画の生成 (fmrpg1200m000) セッションで概要計画の選択基準として輸送サービスレベルを使用できます。 輸送レートを決定するには 輸送サービスレベルは、以下に一覧表示されている品目の輸送コストを計算するための輸送レートを決定する要素の 1 つになります。
納期が短いほど、輸送レートは高くなります。 価格設定モジュールは、属性の組合せに対する輸送レートをメンテナンスします。この属性の 1 つが輸送サービスレベルです。 輸送がオーダ、積荷、または出荷の輸送費を計算する場合、適切なレートが価格設定モジュールから取得されます。 輸送リードタイムの計算 発生元オーダを作成する場合、そのオーダの品目の輸送リードタイムを計算できます。 輸送サービスレベルは、このリードタイム計算処理の要素として使用できます。
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