品目 - 輸送のデフォルト (fmfmd1101m000)セッションの目的: 品目タイプと品目グループの組合せに対する輸送デフォルトを表示およびメンテナンスします。 品目と品目グループは、共通情報パッケージの品目グループ (tcmcs0123m000) セッションおよび品目 (tcibd0501m000) セッションでメンテナンスします。 品目タイプと品目グループの特定の組合せに対して輸送デフォルト値を定義した場合、そのデフォルト値はその品目タイプと品目グループを持つ品目に対して設定されます。 もちろん、品目 - 輸送管理 (fmfmd1100m000) セッションで、個々の品目の輸送デフォルト値を上書きできます。 輸送デフォルトを定義するには、まず品目タイプと品目グループを選択します。 次に、使用可能な輸送固有の属性について適切な値を選択します。 次の輸送固有の属性について、デフォルト値を定義できます。
品目タイプ 品目の分類。たとえば、購買品目、製造品目または設備品目であるかどうかを識別できます。品目のタイプに応じて、特定の機能のみがこの品目に適用されます。 品目グループ 類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合せて使用し、品目デフォルトを設定します。 輸送タイプ 輸送手段の組合せ 輸送手段の組合せは、各種車両タイプおよび/または輸送手段で構成され、積荷を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。 輸送手段グループが輸送手段グループフィールドで選択されている場合、輸送手段の組合せは選択できません。現在の品目に運送業者が挿入されている場合、輸送手段の組合せをこの運送業者に割り当てる必要があります。運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000) セッションで、運送業者に輸送手段の組合せを追加できます。 輸送手段グループ 品目タイプと品目グループの現在の組合せに対する輸送手段グループ。 このフィールドで選択した輸送手段グループで単独使用可能チェックボックスがオンになっている必要があります。 選択した輸送手段グループが、その品目タイプと品目グループを持つ品目のデフォルト輸送手段グループになります。 組合せコード 輸送サービスレベル 品目タイプと品目グループの現在の組合せに対する輸送サービスレベル。 選択した輸送サービスレベルが、その品目タイプと品目グループを持つ品目のデフォルト輸送サービスレベルになります。 輸送クラス 品目タイプと品目グループの現在の組合せに対する輸送クラス。 選択した輸送クラスが、その品目タイプと品目グループを持つ品目のデフォルト輸送クラスになります。 輸送価格グループ 同じ価格設定の特徴が適用される品目のグループ 個数単位 品目の個数単位。 品目の棚卸単位と個数単位には変換係数が必要ですのでご注意ください。 追加レート単位 輸送レートの定義対象である単位別の数量。共通情報で定義されている単位から選択できます。多くの輸送レートは距離および重量を基準にします。単位別追加数量を使用すると、容積など他の単位を基準にレートを定義したり、距離、重量、およびその他の単位の組合せを基準にレートを定義したりできます。 例 1 単位別追加数量による輸送レート: 追加レート数量: 1 パレット、距離: 1000 km 距離別金額: 10 例 2 距離/ゾーンの単位の組合せによる輸送レート: 重量: 10 kg 追加レート数量: 1 m³ 境界タイプ: 最小
この例で、輸送レートは、重量および容積別に距離を基準にして決定します。アムステルダムからロッテルダムまでの出荷 SH0001 の詳細: 距離: 70 km、重量: 50 kg、容積: 7 m³ 出荷 SH0001 の輸送費は次のように計算されます。 10 × 70 (距離) + 5 × 50 (重量) + 5 × 7 (容積) = 985
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