EDI ビジネス文書エラー処理このビジネス文書 「エラー処理」 は、エラー通知メッセージの送信、受信、および処理について記述されています。 発注先への 「エラー通知 (824/APERAK)」 の送信 取引先によるサポートの EDI メッセージ (ecedi0511m000) セッションには、自動作成エラー通知チェックボックスがあります。取引当事者の両方でこのチェックボックスをオンにしているとき、受信の 「出荷通知 (856)」 メッセージにエラーがある場合には、送信の 「エラー通知 (824)」 メッセージが作成されます。 エラー通知メッセージをマニュアルで作成するには、エラー通知を作成 チェックボックスをオンにして、受信メッセージエラーの出力 (ecedi7451m000) セッションを実行する必要があります。エラー通知は、あらゆる誤ったメッセージに対して作成可能ですが、サプライチェーン環境で、エラーのある出荷通知に対してエラー通知を使用することは特殊な使用方法です。 直接ネットワーク通信 (ecedi7205m000) セッションを使用して送信メッセージを生成します。生成されたメッセージをリストしたレポートが作成されます。 顧客からの 「エラー通知 (824/APERAK)」 の受信 顧客 (出荷先取引先) から 「エラー通知 (824/APERAK)」 を受信し、変換/通信ソフトウェアによってメッセージ (ASCII) ファイルが対応する appl_to ディレクトリに配置されたら、直接ネットワーク通信 (ecedi7205m000) セッションを使用してエラー通知メッセージを受信します。 受信エラー通知は、無効な出荷通知の送信元である出荷に関連付けられ、取引先が前に送信した出荷通知を処理しようとしたときにアプリケーションエラーを通知します。 エラー通知受信すると、次の処理が実行されます。
作成された送信メッセージはすべて生成予定メッセージ (ecedi7100m000) セッションを使用して送信メッセージが EDI 用に作成されているかどうかを検証できます。次に直接ネットワーク通信 (ecedi7205m000) セッションを実行するときにメッセージを生成しない場合には、このセッションからメッセージを削除できます。 受信エラー通知に対する取消しおよび修正済出荷通知の再送信 取消出荷通知を顧客へ送信する場合に、ネットワークが直接ネットワーク通信でメッセージを生成するように設定されているときには、直接ネットワーク通信 (ecedi7205m000) セッションを実行します。それ以外のときには、EDI メッセージの生成 (ecedi7201m000) セッションを実行して、送信メッセージをマニュアルで生成します。送信取消出荷通知の生成時、出荷の EDI 状況が修正になります。これは、誤ったデータを訂正して取引先に再送信するように出荷を修正する必要があることを示しています。
注意
次の出荷通知をサポートしています。
出荷の EDI 状況が修正の場合、オリジナル出荷通知に記載されている出荷の日時、数量、重量などの EDI データを訂正することにより、通知されたエラーを修正した後、修正済出荷通知を取引先に再送信することができます。修正済出荷通知を再送信するには、事前出荷通知の確認 (whinh4230m100) セッションを使用して、送信用の修正済出荷通知 (856/DESADV) を作成します。送信出荷通知を作成すると、出荷の EDI 状況が確認済になります。ネットワークが直接ネットワーク通信でメッセージを生成するように設定されている場合は、直接ネットワーク通信 (ecedi7205m000) セッションを実行します。それ以外のときには、EDI メッセージの生成 (ecedi7201m000) セッションを実行して、送信メッセージをマニュアルで生成します。 外部 EDI の場合、送信メッセージ (ASCII) ファイルはネットワークディレクトリ内の appl_from ディレクトリに配置され、変換/通信ソフトウェアがこのフォルダからファイルを取得します。
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