オブジェクトの 2 次状況

オブジェクトの 2 次状況を定義するには、システム定義の状況を使用できます。システム定義の状況とは、ODM オブジェクトに割り当てられた状況です。ODM オブジェクトには次のものがあります。

  • CR
  • CH
  • CP_VER
  • DOCS
  • DOC_REV
  • FILE
  • FLDR
  • HARD COPY
  • QUERY
  • LIBR
  • TASK
  • TG

たとえば、「変更 (CH)」 には次のシステム定義の状況があります。

  • 作成
  • レビュー中
  • 承認済
  • 不合格
  • 取消済
  • 凍結
  • 完了

状況の順序により、オブジェクトに割り当てられる状況の順番が決まります。例: ユーザがライフサイクルにおける特定のシステム定義状況にある場合、2 次状況は定義されていれば、ライフサイクルの中のそのオブジェクトインスタンスに対して表示されます。

ユーザ定義状況の目的は、特定の会社のニーズに合わせてカスタマイズした状況条件を作成することです。例: ある会社では、実際のシステム定義の承認状況に先行する、「財務承認」 という変更処理状況が必要な場合があります。