エリアの定義と割当

文書管理からアクセスするすべてのディレクトリは、エリアとして登録する必要があります。ディレクトリには、ユーザがファイルの編集を行うディレクトリや、文書管理が保護されたファイルの保存に使用するディレクトリなどが含まれます。

注意

ファイルは、文書改訂の承認処理中に保管エリアに移されると保護されます。

ERP 管理者は、エリア (dmdoc5120m000) セッションを使用してエリアを登録できます。

エリアのタイプ

エリアを登録すると、そのエリアにはエリアタイプが割り当てられます。それによりエリアの使用目的が識別されます。文書管理では次のエリアタイプが使用されます。

  • 作業: 編集中のファイルはここに保存されます。
  • 保管: ファイルは、レビューのために送出されてリリースされた後、ここに保存されます。
重要

「動的ホスト」 機能は、固定 IP アドレスやホスト名を持たないコンピュータで作業するユーザにとって便利です。「動的ホスト」 を定義するのは作業エリアに対してのみで、ローカル作業エリアにのみ適用されます。この概念には、遠隔作業エリアの概念は含まれません。

さまざまなタイプのエリアの割当

ERP 管理者は、ファイルで作業を行う各ユーザに対して少なくとも 1 つの作業エリアを割り当てる必要があります。同じユーザに複数の作業エリアを割り当てたり、複数のユーザを同じ作業エリアに割り当てたりできます。作業エリアは、作業エリアの割当 (dmdoc5130m000) セッションを使用して割り当てることができます。

注意

作業エリアおよび保管エリア内のファイルのバックアップを行う必要があります。このタスクはネットワークシステム管理者の責任であり、「文書管理」 モジュールでは対応していません。