文書改訂

文書改訂により、文書のライフサイクル状況の追跡が可能です。文書が作成されると、文書改訂がデフォルトで作成されます。文書改訂は、文書 ID と文書タイプにより、一意に識別されます。

文書改訂には、次の状況があります。

  • 設計中
  • 送出済
  • 承認済
  • 不合格
  • リリース済
  • 期限切れ
  • 取下げ済

文書改訂には、ファイルやハードコピーをリンクできます。ファイルのリンクなどのファイル操作は、ユーザ権限と文書改訂状況に応じて行うことができます。品目や部品表ラインなどの、文書に対して LN ODM で利用できる ERP オブジェクトを、文書改訂にリンクできます。それらのオブジェクトは文書改訂コンテンツと呼ばれ、文書から別の文書へコピーできます。ユーザは文書リンクを使用して、オブジェクトから文書にアクセスできます。文書リンクとは、「設計」、「計画」、「ビルド」 および 「メンテナンス」 というオブジェクトのライフサイクルを通してメンテナンス可能なオブジェクトとのリンクです。例: 部品表ラインが製造に取り込まれる際、文書リンクは部品表ラインから製造オーダの見積材料費ラインにメンテナンスされます。

文書には参照文書と子文書など、2 つのタイプの文書をリンクできます。文書に対して定義された担当グループのレビュー担当者は、文書を承認または不合格にすることができます。