変更提案

変更提案は、変更のバージョン管理されたエンティティです。変更が作成されると、デフォルトで新規変更提案が作成されます。提案は、承認される場合と不合格となる場合があります。提案が承認された場合、その変更の状況は 「承認済」 となります。提案が不合格となった場合は、状況はそのまま (作成) です。提案が不合格となった場合、すべてのリンクされたエンティティとともに新たに提案を作成できます。該当する ERP オブジェクトと変更オーダを提案に添付し、リンクオブジェクトの発効日を決定します。

担当グループに割り当てられ、変更担当とされたレビュー担当者が、提案に対する推奨を行います。提案には、次の状況があります。

  • 作成
  • レビュー中
  • 承認済
  • 不合格

変更担当グループのグループリーダは、提案の承認または不合格についての最終権限を持ちます。タスクは予定日とともに提案に添付され、変更がレビューのために送出された後、実行できます。提案の承認後、変更を完了できます。

変更提案には、次の状況があります。

  • 作成: 新規の変更提案に対する最初の状況
  • レビュー中: 変更提案はレビューに送出済です
  • 不合格: 変更提案は不合格です
  • 承認済: 変更提案は承認されました
  • タスク完了: 提案にリンクされたタスクはすべて完了しました
  • 改訂: 承認済の変更提案を改訂します。状況は作成に戻ります

変更 (dmchm0111m000) セッションにおける変更状況コマンドは、次のとおりです。

  • 凍結: 変更提案を差し止め、この段階では提案にオブジェクトをリンクできません
  • 凍結解除: 変更提案を再度有効化します
  • 取消: 変更を取り消し、提案は無効になります。取消後は、修正も改訂もできません。変更を取り消せるのは、変更の承認前です
  • 完了: 変更処理を完了します