フォルダ (dmfmg0522m000)

セッションの目的:  データ管理内のフォルダの一覧表示やメンテナンスを行います。

またこのセッションを使用して、既存のフォルダを新規のフォルダにコピーすることもできます。フォルダを作成すると、そのフォルダの状況は設計/作成済になります。フォルダ状況が設計/作成済の場合、フォルダを修正してそのフォルダにオブジェクトをリンクできます。

フォルダには、共有フォルダと個人用フォルダがあります。フォルダが個人用フォルダであることを示すには、個人用チェックボックスをオンにします。個人用チェックボックスがオンになっているフォルダの場合、修正やオブジェクトのリンクを行えるのは、そのフォルダの作成者または所有者のみです。

フォルダのメンテナンスを行うには、適切なメニューにあるコマンドを使用する必要があります。フォルダに対して以下の操作を行うことができます。

  • フォルダの内容を E メールで送る
  • クエリフィルタ
  • クエリフィルタを元に戻す
  • フォルダの承認
  • フォルダの改訂 (フォルダの新規バージョンの作成)
  • フォルダの内容の管理
  • フォルダのロック
  • フォルダのロック解除
  • フォルダの内容の閲覧
  • 履歴の表示
  • ファイルの起動
  • 2 次状況の選択

フォルダのロックコマンドを使うと、フォルダをロックして変更できないようにすることができます。フォルダがロックされていると、そのフォルダのプロパティや内容は修正できません。

状況が 「設計/作成済」 で、他のユーザによって個人用フォルダとして設定されていないフォルダの場合は、フォルダのプロパティを変更できます。

注意

フォルダ情報を表示するには、適切なメニューにある次のコマンドを使用します。

  • 履歴の表示: オブジェクト履歴 (dmcom1500m000) セッションで、フォルダがいつロックされたかなどのフォルダの履歴の明細を表示する。
  • 参照: フォルダに対するオブジェクトエクスプローラセッションを開く。このセッションにはフォルダのプロパティが表示され、フォルダの内容の明細にアクセスできる。

 

フォルダ
識別子となるフォルダ ID。この ID は、マスクにもとづいて生成されます。マスクが定義されていない場合は、マニュアルでフォルダ ID を入力できます。
バージョン
フォルダのバージョン
記述
フォルダの明細の一部としての、フォルダの記述
状況
フォルダの状況。フォルダには、以下の状況があります。
  • 設計/作成済: フォルダは作成済、改訂済またはロック解除済です。
  • ロック済: フォルダはロック済です。
  • 承認済: フォルダは承認済です。
2 次状況
フォルダの、ユーザ定義の状況。2 次状況は、個々の会社の要件にもとづいてカスタマイズされた状況です。
E メール
フォルダの内容を添付した E メールメッセージを送信します。

 

フィルタ
このコマンドにより、以下の 2 種類のフィルタオプションが使用できます。
  • クエリフィルタ
  • クエリフィルタを元に戻す
クエリフィルタ
クエリ (dmqry0501m000) セッションを開始し、フィルタされたデータを表示するクエリを選択します。
クエリフィルタを元に戻す
フォルダリスト全体を表示します。
フォルダの改訂
フォルダの新規バージョンを作成します。
表示
ブラウザウィンドウを起動し、フォルダのプロパティを表示します。
ファイル/複数のファイルの起動
1 つまたは複数のファイルを起動します。ファイルは、フォルダ内容の一部としてフォルダにリンクされた文書改訂から派生します。
2 次状況
フォルダの、ユーザ定義の状況を選択します。2 次状況は、個々の会社のニーズにもとづいてカスタマイズされた状況です。
フォルダの出力
フォルダの出力 (dmfmg0422m000) セッションを開始して、フォルダに関する情報を出力します。