監査手順での複数行テキストの使用法

複数行テキストフィールドは、監査を基準にした交換に使用できます。新しいデータが挿入されるか、または既存のデータが更新されるときにこのフィールドを使用します。複数行テキストフィールドは、データエクスポート中に書き出され、データインポート中に読み込まれます。

複数行テキストは、以下のような場合の監査手順に基づいたデータエクスポート中に、ASCII ファイル内に作成されます。

  • テキストを含むレコードが挿入されている
  • 新テキストが既存のレコードにリンクされる
  • テキストが削除される
  • テキストがレコードから切断される
制限事項:
  • 以前のリリースでは、内容が変更されただけの場合には、データエクスポート中に複数行テキストが作成されることはありませんでした。今回のリリースでは、テキストエディタを使用してテキストの内容が変更されると、リンク解除処理 (旧テキストが行からリンク解除される) とリンク処理 (新テキストが行にリンクされる) の 2 つの処理として、監査証跡にログが記録されます。つまり、監査に基づいてインポートするときには、旧テキストがリンク解除され、新テキストが作成されて行にリンクされます。

オーダテキストを変更しても、オーダレコードは変更されず、レコード内のテキスト番号は変更されないままになります。つまり、オーダは監査ファイルにログが記録されないので、テキストが変更されたことは交換に対して通知されません。

  • テキストが作成された時点とエクスポートが実行された時点との間に削除されたテキストは、交換 モジュールで読み込まれません。したがって、テキストは交換されません。

ソースデータベースで複数行テキストが削除されると、テキスト番号がゼロに設定され、データエクスポート中に交換 モジュールで次の複数行テキストが書き出されます。

               {\{ nnnnnnnn0- }\}

ダミー言語 0 は、以前のバージョンとの互換性のためにあります。負の記号 (-) は、テキストがレコードから切断されていることを示しています。

更新がインポートされると、対象データベースでテキスト番号がゼロに設定されます。テキストの内容は削除されません。

LN または Baan の旧バージョンとの互換性の問題
  • 対象が Baan IVc c 以降のバージョンで、ソースがそれより古いバージョンの LN または Baan である場合、大きな問題はありませんが、テキストの削除に関する限り、旧バージョンと同じ制限事項が適用されます。
  • ソースが Baan IVc c 以降のバージョンで、対象がそれより古いバージョンの LN または Baan である場合は、対象サイトでは、テキスト番号がゼロに設定されずに、空のテキストフィールドが作成されることがあります。