発行の開始 (danch2213m000)

セッションの目的:  指定した範囲の同期オブジェクトに対して同期サーバを開始します。

セッション使用:

  1. 同期オブジェクトの範囲を入力します
  2. 開始設定を入力します。前の実行から続行することも、指定のコミット時刻から開始することもできます。指定のコミット時刻から開始する場合は、コミット時刻を入力します (サーバが前に実行していた場合には、警告が表示されます)
  3. 使用する bus component を指定します。デフォルトは、最後の実行に使用した bus component です。
  4. 続行をクリックします。

指定した範囲のすべての同期オブジェクトに対して、サーバの状態がアイドル (前に実行していない)、停止中、または中断中である場合にはサーバが起動します。実際にサーバが起動する前に、同期オブジェクトが検査されます。いくつのサーバが正常に起動したか、またエラーが発生した場合にはいくつのサーバが起動できなかったかを報告するメッセージが表示されます。指定した範囲に同期オブジェクトが含まれていない場合は、その旨を報告するメッセージが表示されます。

注意
  • 単一の同期オブジェクトに対してサーバを起動するには、同期オブジェクト (danch2510m000) 詳細セッションの発行の開始コマンドを使用することもできます。
  • サーバが確実に実行中であるようにするには、このセッションではなく、サーバの検査と続行 (danch2210m000) セッションを使用します。
  • クライアントごとにサーバを起動することはできません。起動は、同期オブジェクトに登録したすべてのクライアントに影響を及ぼします

 

開始位置
開始設定を選択します。
  • 前回の実行から続行: サーバは前回の実行が停止したところから起動します
  • 指定時刻以降のトランザクションを処理: コミット開始時刻フィールドで、サーバが続行を開始する時間を指定します。
コミット開始時刻
サーバが続行を開始する日付と時刻

開始位置フィールドで 「指定時刻以降のトランザクションを処理」 を選択した場合は、コミット開始時刻のみ入力できます。

警告: 選択したコミット開始時刻が前回の実行の終了時刻を過ぎている場合は、データが失われる場合があります。

バスコンポーネント
使用する bus component。デフォルトは、最後の実行に使用した bus component です。