データディレクタの用語集ASCII ファイル 文字や句読点を数値で表現するために ACII 標準コードを使用するテキストファイル。ASCII コードは復帰、バックスペースなどを示すコントロールも含みます。 BW ユーザと LN サーバ間のウィンドウベースのインターフェイスプログラム。ウィンドウインタフェースは、ユーザのワークステーションで実行して、Bshell と通信します。 NetList
Baan 5.0.2a およびそれ以前のバージョンでの、ビジネスオブジェクトインターフェイスのメソッドのひとつ。そのビジネスオブジェクトに対する、前回の NetList メソッド呼び出し以降のネットチェンジを取得します。 PublishChanges メソッドのひとつ。あるビジネスオブジェクトに関して、要求されたデータセットに対する変更イベントの発行開始を LN に指示します。 PublishList メソッドのひとつ。あるビジネスオブジェクトに関して、要求されたデータセットを発行するように、LN に指示します。 UnpublishChanges メソッドのひとつ。あるビジネスオブジェクト関して、変更イベントの発行中止を LN に指示します。 アクション ID
トランザクションにおけるデータベース処理の順序番号。トランザクション内の各処理は固有のアクション ID を持ちます。 インデックス 保存された値への参照情報を持つリストまたはテーブル。インデックスにより、データベーステーブルのような複数要素データ構造に、順次検索することなく直接アクセスできます。 インポート手順 ASCII ファイルから LN テーブルへのデータの転送 インポート用バッチ ソースバッチの実行後に実行可能な対象バッチ。インポートするファイルの準備はできています。インポート用バッチは、ファイルがソースサイトから対象サイトにコピーされた時点で削除されます。 バッチを削除してマニュアルでインポートすることもできます。この場合、インポート終了メッセージがソースサイトに送られます。インポート用バッチは、対象サイト上で、インポートバッチとして、同じ環境と会社に保存されます。 インポート用バッチ行 このエンティティは、インポート用バッチのインポートバッチ行を含み、ソースシステムからインポートされるファイルをコピーするインポート処理によって使用されます。各バッチ行に対してソースファイルが格納されます。
注意
バッチ行はテーブル関係としても知られています。 エクスポート手順
LN テーブルから ASCII ファイルへのデータの転送 オンライントランザクション処理 データベースに変更をもたらすアプリケーションによる処理。頭字語: OLTP オンライン分析処理 共有される多次元情報に対する対話式の高速分析。この処理の目的は、より良い意思決定のために企業データ内の関係を分析し、パターン、傾向、例外を調べることにあります。OLAP ソフトウェアでは多くの場合、データウェアハウスを使用します。頭字語: OLAP ソースシステム ソースバッチを保持するシステム。ソースバッチは、対象バッチにエクスポートするデータを含みます。 ソースバッチ マルチサイト管理では、これは 1 つ以上の対象バッチによってインポートされるデータをエクスポートするバッチです。 ソースファイル ソースサイトでテーブル関係によってエクスポートされるファイルの名前。ファイルを格納するディレクトリの完全パス名が含まれます。 このパス名は展開されているので、${HOME} や ${BSE} のような用語を含むことはできません。これはソースサイトの環境変数が対象サイトで認識されないためです。 ソースファイルには host!/path/file のようなシステム名は含まれません。システム名はインポート用バッチに保存されています。 ソース会社 マルチサイト管理では、これはソースバッチを保持する LN 会社です。ソース会社はソース環境に常駐します。
注意
対象会社は、インポート手順でデータが書き込まれる会社と同じである必要はありません。 ソース環境 ソースバッチを保持する環境。環境は、システム名と BSE パス名、またはシステム名とサーバ名で定義されます。 ソース交換スキーム ソースバッチを含む交換スキーム 交換スキームは交換処理中に全体として実行できるバッチの集まりです。この集まりは、一般パラメータ、およびファイルとプログラムの位置、ASCII ファイル、ASCII ファイルフィールドなどのデフォルト設定を含みます。 ソース試行 交換処理の実行番号。この番号は正しい順序でデータを処理するために使用します。 ソース実行 エクスポート処理の実行番号。この番号は正しい順序でデータを処理するために使用します。 テーブル関係 データベーステーブルと ASCII ファイルの関係の定義 2 つのタイプのテーブル関係があります。
テーブル関係には、データベーステーブルフィールドと ASCII ファイルフィールドの関係を定義するフィールド関係が含まれます。 データウェアハウス 企業データの最新のスナップショットを含むデータベース (多くの場合はリモート)。計画者および研究者は、OLTP の日常業務の低速化を心配せずに、このデータベースを自由に使用できます。 トランザクション ID データベーストランザクションの識別子。トランザクション ID は、トランザクションのすべてのデータベース処理に関して同じです。 ネットチェンジ 同一エンティティに対する複数の変更の組合せ。同一データに対する 2 つの更新は、1 つの更新に結合することができます。エンティティを追加して更新した場合、ネット結果は新規のエンティティになります。エンティティを追加して削除した場合、ネット結果は空になります。たとえば、まず販売オーダを作成し、次にオーダラインを 2 つ追加し、さらに一方のオーダヘッダを更新して他方を削除するとします。この場合、ネットチェンジ (正味の変更) は 1 つのオーダラインを持つ 1 つの販売オーダの新規作成になります。 バッチ 一連のテーブル改訂の処理単位。バッチには、LN テーブルとインポートまたはエクスポートされる ASCII ファイルとの間のテーブル関係をいくつも含むことができます。 バッチ内のすべてのテーブル関係は順序番号を持ちます。 パラメータ インポートするレコードの ASCII ファイルフィールドは、
条件スクリプトに自動では定義されません。ASCII ファイルフィールドの値を使用するには、そのフィールドを条件スクリプトに定義します。これらは、条件スクリプトでパラメータとして定義されます。 パラメータ名は、参照する ASCII ファイルフィールドの名前と同じでなければなりません。また、データ型も ASCII ファイルフィールドのデータ型と同じでなければなりません。 マルチサイト管理 エクスポート処理およびインポート処理のリンク方法と同期方法。エクスポートおよびインポート処理は、マルチサイトで実行することができます (実行しなければならないというわけではありません)。マルチサイト管理を使用することで、データをエクスポートするバッチとそのデータをインポートするバッチをリンクできます。この機構は、エクスポート処理によって作成されたファイルが対象サイトに移動し、インポート処理で使用可能になることを確実にします。この手順の結果として、エクスポートされたデータは正しい順序でインポートされます。 ランタイムサーバ 同期オブジェクトに対する変更イベントを収集し発行するために実行するサーバ 演算子 1 つ以上の要素に対して処理する演算を示すシンボルまたは他の文字。この場合、それらの要素は、範囲値 (開始) フィールドの値と、範囲値 (終了) フィールドの値です。 環境 交換モジュールでのサイトの定義。環境は、インポートまたはエクスポートするデータのために 1 つ以上の交換スキームを記録するアプリケーションサーバとすることができます。 監査手順 たとえば、マルチサイト環境での標準データのエクスポート時に使用できる手順 監査サーバはエクスポートファイルを作成します。指定した期間でのデータ変更のみエクスポートされます。この手順は処理時間を短縮します。 交換スキーム ファイルの位置、監査証跡の使用およびその他のデフォルトの設定などのデータ変換処理で使用する一般パラメータを定義する青写真。変換スキームは、エクスポートまたはインポートしなければならないデータのすべての定義を含んでいます。一緒に所属する ASCII ファイル、条件、バッチ、テーブルとフィールド関係、範囲および変換は交換スキーム内でグループ化されます。 交換の取得予約 エクスポートバッチを受け取るための仕組み。これは、エクスポートバッチの結果をインポートしたいインポートバッチが存在するという意味です。エクスポートバッチを実行すると、インポートバッチにはファイルがインポートできることが必ず通知されます。 取得予約は、ソースサイト上の、エクスポートバッチと同じ環境、会社に保存されます。 同期サーバ関連では、「取得予約」 は別の意味を持つことに注意してください。 交換リンク マルチサイト環境でのソースのサイトおよび対象のサイトとの関係。リンクは、対象サイト上の、インポートバッチと同じ環境、会社に保存されます。
注意
交換リンクが 1 つのサイトで使用される場合、ソースシステムはそれが記録されるシステムと同じでなければなりません。 構成ライブラリ 同期オブジェクトの構成を含む、LN アプリケーションパッケージ内のライブラリ。たとえば、どの構成要素および属性を組み込むのか、どのフィルタを適用するのか、どの交換を実行するのかを定義します。 試行番号 交換の実行で一意の連続番号。各実行は試行番号 1 で始まります。同じ実行が続行、再処理、または再開される場合、実行番号は変わらず試行番号は 1 ずつ増加します。 実行番号 エクスポートまたはインポートの実行にリンクされた連続番号。実行番号は、交換バッチおよび交換タイプの組合せごとに一意です。各交換の実行は、実行番号を使用してログテーブルに書き込まれます。次に、ログテーブルは次のエクスポートまたはインポート実行の実行番号を決定するために使用されます。 標準エクスポートまたはインポートでは、実行番号は同じ ASCII ファイルを 2 度インポートしたり、既存の ASCII ファイルを上書きしないようにするために使用されます。 マルチサイト管理では、実行番号はデータが正しい順序で複製されることを確実にするためにも使用されます。 取得予約 条件
LN プログラミング言語におけるコードの一部。条件内では、LN プログラミング言語のすべての機能が使用可能です。結果として、計算、組込み SQL を使用した追加データの読取り、データベースの更新、既存のダイナミックリンクライブラリからの関数の呼び出しが実行できます。 2 つのタイプの条件が交換で使用されます。
絶対パス ルートディレクトリから、たとえば、物理 ASCII ファイルまたはログファイルなどにつながる特定ファイルへの経路 絶対パスは、たとえば、\、 c:\、/、または ${BSE} から常に開始します。 相対パス 別の (絶対) パスからの相対的なパス。たとえば、デフォルトパスが \data\exchange または /data/exchange で、相対パスが Myfiles の場合、結果としてパスは \data\exchange\Myfiles または /data/exchange/Myfiles となります。 相対パスは、たとえば、\、 c:\、/、または ${BSE} で始まりません。 増分 インポートされたときにフィールドに収容されている値を増加するために使用する単位 たとえば、フィールド関係シリアル番号の開始値が 10 で、2 ずつ増加する場合は、次にインポートされたレコードのこのフィールドの値は、12、14、16、18 のように増加します。 対象システム 対象バッチを保持するシステム。対象バッチはソースバッチからデータを受け取ります。 対象バッチ マルチサイト管理では、このバッチは 1 つ以上のソースバッチによってエクスポートされたデータをインポートします。 対象会社 マルチサイト管理では、これはソースバッチを保持する LN 会社です。ソース会社はソース環境に常駐します。
注意
対象会社は、インポート手順でデータが書き込まれる会社と同じである必要はありません。 対象環境 対象バッチを保持する LN 環境。環境は、システム名と BSE パス名、またはシステム名とサーバ名で定義されます。 対象交換スキーム 対象バッチを含む交換スキーム 交換スキームは、ファイルの位置、監査証跡の使用、およびその他のデフォルトの設定などのデータ交換処理で使用される一般パラメータを定義します。交換スキームは、エクスポートまたはインポートされるデータのすべての定義を含みます。一緒に所属する ASCII ファイル、条件、バッチ、テーブルとフィールド関係、範囲および変換は交換スキーム内でグループ化されます。 対象試行 エクスポート処理の試行番号。この番号は正しい順序でデータを処理するために使用します。 対象実行 エクスポート処理の実行番号。この番号は正しい順序でデータを処理するために使用します。 定義ファイル ASCII ファイルの完全フォーマットを保存するファイル。このファイルは、レコードのフィールド名、タイプ、長さおよびフィールドの位置を含みます。 同期オブジェクト
LN とその他の 1 つまたは複数のアプリケーションとの同期を取るオブジェクト。同期オブジェクトは、ビジネスオブジェクトにすることもできますが、柔軟に構成することもできます。たとえば、品目ビジネスオブジェクトの場合、PlannerItem と FrontOfficeItem の 2 つの同期オブジェクトを定義することができます。 同期サーバ ビジネスオブジェクトデータに対する変更イベントを LN から他のアプリケーションへ発行可能にするサーバ。この製品は、Baan 5.0.0c のネットチェンジサーバと同等のものです。ただし、LN クライアントは ERP から変更 (ネットチェンジ) をプルしません。代わりに変更イベントが発行されます。 配列 同じ名前を持ち番号によって識別される同じタイプのデータ項目のリスト 非標準 スケジュールにしたがっては行われないが、一度だけ行われるデータ交換。たとえば、定期的に実行するデータの交換またはバッチのテストです。プロセスは標準プロセスと同じであるが、前回の交換が正常に行われたかどうかを判断するチェックは行いません。 標準 スケジュールに基づくデータ交換。この交換は、たとえば、情報の損失がない、上書きされない、または不正な順序で交換されないことが重要なマルチサイト環境でデータを複製するときなどに使用できます。 交換が実行されるときには必ず、その処理は固有実行番号で識別されます。この番号により、異なる交換を区別することができます。 また、この処理は、以前の交換が正常に行われたかどうかをチェックします。 物理 ASCII ファイル エクスポートされたデータまたはインポートされるデータが実際にディスクに収容される ASCII ファイル 変更 エンティティの作成、変更 (更新)、または削除。たとえば、販売オーダの作成、オーダラインの追加または削除、販売オーダの削除などです。 論理 ASCII ファイル 交換処理中にエクスポートまたはインポートされるデータの構造およびレイアウトを記述する ASCII ファイル。ファイルは物理 ASCII ファイルのフォーマットも指定します。
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