ペギング関係の生成 (cprrp0240m000)

セッションの目的:  どの資材オーダが完成品のオーダと関係があるかを示すペギング関係を生成します。

このセッションとオーダ計画の生成 (cprrp1210m000) セッションとの違いは、このセッションではペギング関係のみが生成される点です。オーダ計画の生成 (cprrp1210m000) セッションでは計画オーダが生成され、オプションでペギング関係も生成されます。

関連トピック

 

シナリオ
総合的な計画解決策の識別

各シナリオは、1 つの総合的な計画解決策を表していて、品目計画および資源計画のための特定の設定が含まれています。シナリオを使用して、各種の計画オプションを分析および比較し、最適な計画解決策を見つけることができます。たとえば、需要予測やソーシング戦略の変更に利用できます。

シナリオの 1 つは、実際の計画状況に対応している実際のシナリオです。実際のシナリオから LN の実行レベルへ、計画オーダと製造計画を転送することのみが可能です。

計画レベル
階層計画構造内のレベル

高い計画レベルで計画する場合、計画は概略的であまり詳細なものではありません。

[...]

計画レベル 1 は最高計画レベルです。番号が大きいほど、計画レベルは低くなります。

オプション
ネットチェンジを実行
このチェックボックスがオンの場合、 LN での前回のペギング更新後に 「変更済」 とマークされた計画品目に対してのみペギング関係が更新されます。

前回のペギング更新以降に計画品目が変更された場合、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのペギングのネットチェンジチェックボックスがオンになります。

詳細については、ネットチェンジペギング更新セクション (計画オーダのペギング) を参照してください。

現行ペギング関係の削除
このチェックボックスがオンの場合、 LN更新されたペギング関係が生成される前に、すべてのシナリオについてすべてのペギング関係が削除されます。

このチェックボックスをオンにすると、システムパフォーマンスが向上します。ただし、他のシナリオのペギング関係を維持したい場合は、このチェックボックスはオフにする必要があります。

並列処理
このチェックボックスがオンの場合、 LN のパフォーマンス向上のため、複数の LN シェル (別称: bshell) にわたって計算が分散されます。
例外メッセージ
保存
このチェックボックスがオンの場合、企業計画は計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000) セッションで例外メッセージを更新します。ペギング例外メッセージも更新されます。
例外メッセージの出力
このチェックボックスがオンの場合、生成された例外メッセージの概要をレポートに出力します。また、レポートをブラウザに送信して表示し、計画の問題を見ることができます。

LN は例外メッセージもデータベースに格納します。レポートの例外メッセージは、データベースに保存された例外メッセージほど詳細ではありません。次のセッションを使用してこの詳細を表示します。

  • 計画者別例外メッセージ (cprao1120m000)
  • 計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000)
  • 資源別例外メッセージ (cprao1130m000)
計画者のメッセージの保存
LN が生成したすべての例外メッセージの送り先となる従業員

このフィールドが空白の場合、品目にリンクされた例外メッセージが、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで品目にリンクされている計画者に送信されます。品目が計画者にリンクしていない場合、LN は、品目関連例外メッセージを計画者を記載せずに保存します。品目以外の関連例外メッセージも計画者を記載せず保存します。

 

生成
ペギング関係の生成が開始されます。