範囲チェック (cprpd1200m000)

セッションの目的:  (完全) 累計オーダリードタイムを更新し、また、ある範囲の計画品目について品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのオーダ範囲および計画範囲の最小の長さを計算します。

以下に基づいて計算されます。

  • 累計オーダリードタイム
  • 各種の部品表レベルにあるオーダ範囲間の同期

品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで、オーダ範囲および計画範囲を更新する必要のある品目について、範囲の更新を自動化 チェックボックスをオンにします。

更新方法フィールドで、次の 3 つの更新方法の中から選択できます。

  • 累計オーダリードタイム
    オーダ範囲および計画範囲が小さすぎる場合はそれに関してレポートを作成しますが、これらの範囲を実際に更新するわけではありません。
  • 累計オーダリードタイム+小さい場合は範囲
    オーダ範囲および計画範囲が小さすぎる場合は範囲を更新します。
  • 累計オーダリードタイム+全範囲
    すべてのオーダ範囲および計画範囲をそれぞれの最小レベルにリセットして、更新します。

どの方法を選択するかに関わらず、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで必ずこれらの累計オーダリードタイムの値が更新されます。

  • 累計オーダリードタイム
  • 非クリティカル累計オーダリードタイム
  • 完全累計オーダリードタイム
  • 完全非クリティカル COLT
注意

累計オーダリードタイムの計算では、以下のフィールドに指定された値も考慮します。

  • 追加リードタイム
  • オーダリードタイム乗数

 

開始計画品目
オーダシステムが計画の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

  • マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
  • オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
  • マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

  • 実際の製造品目または購買品目
  • 製品ファミリ
  • 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。

計画者
品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。
追加リードタイム
実際のオーダ範囲および実際の計画範囲を決定するために、最小オーダ範囲および最小計画範囲に追加される追加リードタイム。実際の範囲の調整は、選択された更新方法によって異なります。
オーダリードタイム乗数
実際のオーダ範囲および実際の計画範囲を決定するために、最小オーダ範囲および最小計画範囲に適用される乗数。実際の範囲の調整は、選択された更新方法によって異なります。
更新方法
プルダウンメニューから以下の更新方法の 1 つを選択します。

どの方法を選択するかに関わらず、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで必ずこれらの累計オーダリードタイムの値が更新されます。

  • 累計オーダリードタイム
  • 非クリティカル累計オーダリードタイム
  • 完全累計オーダリードタイム
  • 完全非クリティカル COLT

オーダ範囲および計画範囲を自動更新する品目について、品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションの範囲の更新を自動化チェックボックスをオンにする必要があります。

3 つの更新方法の違いは、次のとおりです。

  • 累計オーダリードタイム
    オーダ範囲および計画範囲が小さすぎる場合はそれに関してレポートを作成しますが、これらの範囲を実際に更新するわけではありません。
  • 累計オーダリードタイム+小さい場合は範囲
    オーダ範囲および計画範囲が小さすぎる場合は範囲を更新します。
  • 累計オーダリードタイム+全範囲
    すべてのオーダ範囲および計画範囲をそれぞれの最小レベルにリセットして、更新します。

指定可能な値

有効値

親品目を含む
このチェックボックスがオンの場合、品目選択は、選択範囲 (マルチレベル) 内の品目の親品目を使用して拡張されます。
注意

次の制約が適用されます。

  • 関係する各品目の計画レベルは、選択された計画レベル範囲内に収まっている必要があります。
  • LN は、見込みオーダ方針のある親品目のみをシミュレートします。見込みオーダ方針のある品目には、空のプロジェクトセグメントのある品目コードがあります。
子品目を含む
このチェックボックスがオンの場合、品目選択は、選択範囲 (マルチレベル) 内の品目の構成要素を使用して拡張されます。
注意

次の制約が適用されます。

  • 関係する各品目の計画レベルは、選択された計画レベル範囲内に収まっている必要があります。
  • LN は、見込みオーダ方針のある子品目のみをシミュレートします。見込みオーダ方針のある品目には、空のプロジェクトセグメントのある品目コードがあります。
警告を出力
このチェックボックスがオンの場合、標準エラーレポート以外に、警告レポートが生成されます。

警告レポートには、フェーズ番号が子品目のフェーズ番号より小さいために LN が範囲をチェックできなかった、選択された範囲の計画品目に含まれている親品目についての警告が含まれています。

 

更新
シミュレートフィールドに追加需要または追加供給を入力すると、更新が実行されます。