品目マスタ計画による需要予測

品目の品目マスタ計画をメンテナンスする場合、次の方法によって需要予測を取得できます。

  • データをマニュアルで入力
  • 需要履歴から計算
  • 販売予算からコピー
  • 外部アプリケーションから予測をダウンロード
需要予測をマニュアルで入力

品目マスタ計画またはチャネルマスタ計画に計画期間別の需要予測を直接入力できます。

また、生成された予測データを自動的に変更することもできます。

需要予測を計算

次の条件が満たされる場合に、需要および在庫計画の生成 (cpdsp1210m000) セッションを使用して品目または品目/チャネルの組合せに対する需要予測を計算します。

  • マスタ計画に過去の実際需要に関する情報が十分含まれている場合
  • 将来の需要が、過去の需要と同じ傾向とパターンにしたがうことが予測される場合

需要パターンが非常に不規則な場合は、需要予測を計算してはなりません。シナリオの開始日が十分遠い過去である場合のみ、計算が可能です。計算では傾向と季節パターンを考慮します。この方法についての詳細は、需要予測を計算するにはを参照してください。

販売予算を需要予測にコピー

販売予算を販売の統計モジュールで定義することができます。販売予算を需要予測にコピー (cpdsp1280m000) セッションを使用して、これらの販売予算を品目/チャネルの組合せの需要予測にコピーすることができます。

外部アプリケーションから予測をダウンロード

OLE インタフェースを使用して、外部販売予測アプリケーション (スプレッドシートなど) からデータを企業計画にダウンロードします。

追加需要と特殊需要

通常の需要予測を入力または生成する代わりに、追加需要として予測を入力または生成することもできます。

追加需要を使用して、増大した需要レベルをシミュレーションできます。シミュレーションの実行後は、需要、供給、または在庫計画のコピー セッションで追加需要を削除したり、またはそれを通常の需要予測に追加したりできます。

特別な理由 (特別な販売活動など) のため過去の需要を予測する場合、品目別特殊需要 (cpdsp2100m000) セッションでその需要を入力できます。ここでは、品目または特定の品目/チャネルの組合せに対する特殊需要を入力できます。さらに、特殊需要が生じた理由についてもそれぞれの発生ごとに理由を記録することができます。特殊需要もまた品目マスタ計画およびチャネルマスタ計画で考慮されます。

注意

品目マスタ計画 (cprmp2101m000) セッションの特殊需要フィールドで特殊需要量を表示できます。

チャネルマスタ計画から品目マスタ計画への総計

チャネルを品目マスタ計画へ総計 (cpdsp5210m000) セッションを使用して、対応する品目マスタ計画にチャネルの需要計画を総計できます。