企業計画での有効化構成LN では、有効化構成を使用して品目に対して標準の取引手順を適用し、特定の顧客所要から発生する例外をモデル化できます。有効化構成の概念は、顧客が、オーダする製品の特徴について特定の希望を持つ状況をサポートします。特定の希望それぞれについて例外を定義し、その例外によって影響を受ける取引局面に例外をリンクします。このようにして、標準の製品構成からの小さな差異をモデル化できます。LN は、オーダ計画の処理において、定義した例外を考慮します。 例外を定義するには、まず、共通情報の有効化構成 (UEF) モジュールにおいて、関連する品目に対して有効化構成構造を設定する必要があります。有効化構成の使用についての詳細は、オンラインマニュアルのトピック 「有効化構成を設定するには」 を参照してください。例外を定義できる取引局面は以下のとおりです。
一方、有効化構成がオーダ計画手順にどのように影響するかは、以下の基準に依存します。
在庫と確定計画受取 各所要に対して、LN は関連する有効化コードの予想在庫レベルをチェックします。在庫が不十分な場合、LN は交換可能な有効化コードの在庫をチェックし、必要に応じてこの在庫を使用します。 十分な在庫が見つからない場合、LN は、有効化コードまたは任意の交換可能有効化コードの最初の未使用確定計画受取を探します。 交換可能有効化コードについての詳細は、オンラインマニュアルのトピック 「例: 構成の在庫使用量 (有効化構成)」 を参照してください。 計画オーダの生成 在庫および確定計画受取が不十分で所要を満たすことができない場合、企業計画は計画オーダを生成します。原則として、このオーダは以下の有効化コードのオーダ間隔内のすべての需要を考慮します。
(ロットサイズ規則のために) オーダ数量が所要数量よりも多い場合、LN は、オーダの一部を (オーダ間隔内またはオーダ間隔以外で) 同じ構成を持つ有効化コードに対して使用できるかどうかチェックします。使用できる場合、計画オーダには、この有効化コードについての別のオーダラインが含まれます。 交換可能有効化コードの計画オーダについての詳細は、オンラインマニュアルのトピック 「例: 構成の計画オーダ (有効化構成)」 を参照してください。
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