計画オーダを生成するには (RRP 実行)

オーダシミュレーション (RRP 実行) の間、企業計画は在庫不足をカバーするために計画オーダを生成します。

企業計画が使用する手順は次のとおりです。

  1. 終了日の決定
  2. 数量の決定
  3. 供給ソースの選択
  4. 発注先 (1 社または複数) の選択と、オーダ数量の決定
  5. 終了日の修正
  6. 開始日の決定
ステップ 1: 終了日の決定

詳細は供給リードタイムを計算するにはを参照してください。

ステップ 2: 数量の決定

LN は、オーダ間隔内での需要をすべて含め、ロットサイズ規則を考慮して、オーダ数量を決定します。

ステップ 3: 供給ソースの選択

企業計画では、次に示す 3 つのタイプの計画オーダを生成できます。

LN はソーシング戦略に従って、これらのオーダタイプの中からいずれかを選択します。ソース決定戦略が存在しない場合、企業計画は品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションで定義されているデフォルトのソースを使用します。

ステップ 4: 発注先 (1 社または複数) の選択と、オーダ数量の決定

このステップは、計画購買オーダと計画物流オーダにのみ適用されます。

選択したソースが購買の場合、企業計画は外部の発注先 (複数可) を検索します。

選択したソースが物流の場合、企業計画は内部の発注先 (複数可) を検索します。

必要な数量を様々な発注先に分配する方法は、供給戦略 (cprpd7120m000) セッションで定義した供給戦略によって決定されます。供給戦略が見つからない場合、企業計画はデフォルトの戦略を採用します。

必要に応じて、LN はロットサイズ規則を考慮し、計画オーダのオーダ数量を調整します。ロットサイズを参照してください。

ステップ 5: 終了日の修正

詳細は、供給リードタイムを計算するにはを参照してください。

ステップ6: 開始日の決定

詳細は、供給リードタイムを計算するにはを参照してください。

展開済所要量

LN が計画製造オーダを生成する場合、製造品目の構成要素の所要量も生成します。LN は、フェーズ番号が大きい品目をシミュレーションするときに、これらの展開済所要量を考慮します。マルチサイトのシミュレーションの場合、LN はこの展開プロセスを計画物流オーダに対しても実行します。

計画オーダの再検討と修正についての詳細は、企業計画での計画オーダを参照してください。