構成基準

構成基準には、複数の請求書ラインを 1 件の請求書にグループ化できるかどうかを定義します。たとえば、請求先の住所または請求通貨が異なる複数の請求書ラインを 1 件の請求書にグループ化できないように定義します。また、ディメンション会計をサポートする都合上、異なるディメンションに転記される請求書ラインを 1 件の請求書にまとめることはできません。

構成基準には次の 2 つのタイプがあります。

  • 固定一般基準
    すべてのタイプの請求書に常に適用される、あらかじめ定義した一般構成基準
  • 特定基準
    特定タイプの請求データに適用される、専用の基準。たとえば、プロジェクト請求書用の構成基準には特定のプロジェクト、サービス請求書用の構成基準には特定のサービス契約を定義できます。請求方法 (tcmcs0155s000) セッションで定義する請求方法により、さまざまなタイプの請求書についての構成基準を定義できます。
注意
  • 月次請求書を使用しており、現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションで出荷に対する回収チェックボックスをオンに設定した場合、販売および倉庫オーダ請求書ラインを 1 つの請求書に対して構成することはできません。LN は、出荷ごとに独立した請求書を生成します。詳細は、次の情報を参照してください: 月次請求書
  • 貸方票の場合、運営会社が重要な基準になります。運営会社は、オリジナル請求書が作成された財務会社です。LN では、同じ運営会社を持つ請求書とのみ貸方票を構成できます。

固定一般基準

  • 財務会社
  • ディメンション
  • 取引タイプ
  • 運営会社
  • 販売先取引先
  • 請求先取引先
  • 請求方法
  • 回収先取引先
  • 出荷先取引先
  • 出荷先住所
  • 請求先の住所
  • 回収先住所
  • 請求通貨
  • 支払条件
  • 延滞金利
  • 請求書送付方法
  • 支払方法
  • 課税国
  • 取引先課税国
  • レート換算基準
  • レポートレイアウト
  • 販売請求書の月次請求書にリンクオプション