請求データの訂正
請求書の金額を訂正する必要がある場合は、請求内の出力準備完了請求書の構成を元に戻すことができます。関連する作業管理パッケージ (販売、サービスなど) で、該当の請求書に関するデータを変更できます。請求データが再処理されると、それに応じて請求可能ライン (状況: 保留) が更新されます。
注意
借方票や貸方票など、請求書の直接処理を適用している請求書については訂正できません。
ステップ 1. 請求書の構成の取消
請求 360 (cisli3600m000) セッションで、請求バッチまたは定期請求バッチのいずれかを選択します。
次のチェックボックスのいずれか 1 つをオンにします。
構成の取消
続行をクリックすると、次の処理が実行されます。
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請求から請求書を削除
- 請求可能ラインの状況を確認に設定
- 請求バッチ状況を保留に設定
この機能を使用すると、たとえば、請求バッチの選択範囲や請求オプションを変更してからその請求バッチを再処理することができます。
構成の取消および削除
ステップ 2. 請求書の選択の訂正請求バッチの選択範囲や請求オプションを変更するには
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請求バッチ (cisli2100m000) セッションで、請求バッチを開いて必要な変更を加えます。
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請求可能ラインの一括確認 (cisli2219m000) セッションなどを使用して、状況が保留に設定されている請求可能ラインを確認します。
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請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000) セッションを開始し、請求バッチを再処理します。
ステップ 3. 請求可能ラインの訂正請求可能ラインを訂正するには
対応する 「作業管理」 パッケージで請求可能ラインを変更します。
契約管理またはサービス契約以外の種類のオーダに関する請求可能ラインは、請求内に残っています。これらのオーダラインを請求に再発行する必要はありません。契約管理、プロジェクト、販売、またはサービス内の該当するセッションで新しいデータを保存する場合は、請求の請求可能ラインが自動的に更新され、状況が確認に設定されます。
契約管理の請求書またはサービス契約の請求書について構成の取消および削除を実行した場合、請求内の請求可能ラインは消去されます。したがって、契約管理またはサービスに関する適切なセッションを使用してデータを変更してから、そのデータを請求に発行しなおす必要があります。
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権限がある場合は、請求可能ライン (cisli8110m000) セッションで、次を含む多数のデータを変更できます。
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回収先取引先
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請求書送付方法
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受渡条件
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締切日
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請求方法
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レポートレイアウト
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支払条件
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延滞金利
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支払方法
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税金コード
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請求可能ラインの一括確認 (cisli2219m000) セッションなどを使用して、状況が保留に設定されている請求可能ラインを確認します。
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請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000) セッションを開始し、請求バッチを再処理します。