予算の精度の再定義

予算セッションで予算の精度を再定義するには、適切なメニューで延長調整または短縮調整コマンドを使用します。

  • 延長調整
    予算セッション内で指定された期間テーブルコードで定義された期間全体に、期間テーブルコードパラメータ設定に対する予算時間を再配分し、予算原価を再計算します。
  • 短縮調整
    予算セッション内で指定された期間テーブルコードで定義された期間全体に、期間テーブルコードパラメータ設定に対する予算時間を再配分し、予算原価を再計算します。
注意

延長調整および短縮調整コマンドでは、次が適用されます。

  • 方向 (上または下) は、従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000) セッションでの期間テーブルコード設定と、予算セッションで指定された期間テーブルコードの組合せで決定されます。
  • 予算原価は、予算時間の合計数に基づいて再計算されます。
  • これらのコマンドはいずれも、2 つの期間テーブルコードの設定が同じでない場合のみ使用できます。
  • いずれのコマンドも現在の年度、現在の従業員、部署、またはチームに対して実行されます。
  • いずれのコマンドによっても、すべての予算時間が上書きされます。
  • 次の期間テーブルコードがあります。

    • PTC1: 四半期定義、4 期間
    • PTC2: 4 週間定義、13 期間
    • PTC3: 1 週間定義、52 期間
  • PTC3 は従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000) セッションの期間テーブルコードフィールドで指定されます。
  • 予算は四半期単位で保持され、パフォーマンスは週単位でトラッキングされます。

この例では短縮調整コマンドを使用して、週単位で予算原価を計算します。

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PTC2 期間テーブルコードに切り替えた後、延長調整コマンドを使用して、PTC3 で定義した期間から、PTC2 で定義した期間全体に予算を再配分します。

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