作業時間スケジュール
1 人の従業員またはチーム全体のいずれに対しても、作業時間スケジュールを使用して特定の期間の時間ラインを生成することで、タスクの実際時間を割り当てることができます。
作業時間スケジュール (tcppl1100m000) セッションで指定した作業時間スケジュールに基づいて、1 日当たりの実際時間が計算されます。生成される時間ラインは、複数の規定時間ラインおよび場合によっては 1 つまたは複数の超過時間ラインによって構成されます。
注意
超過時間ラインは、作業時間スケジュールに労務タイプと超過時間時間タイプが含まれる場合にのみ表示されます。
例
月曜日
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午前 8:30 | 午後 0:30 |
規定時間
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午後 1:00 | 午後 5:00 |
規定時間
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火曜日
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午前 8:30 | 午後 0:30 |
規定時間
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午後 1:00 | 午後 5:00 |
規定時間
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午後 6:00 | 午後 8:00 |
超過時間
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水曜日
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午前 8:30 | 午後 0:30 |
規定時間
|
午後 1:00 | 午後 5:00 |
規定時間
|
午後 6:00 | 午後 8:00 |
超過時間
|
実際時間が 30 時間、期間が月曜日午前 8:30 から水曜日午後 8:00 までの作業時間スケジュールを指定すると、次の時間ラインが生成されます。
月曜日
| 午前 8:30 - 午後 0:30 |
規定時間
| 4 時間 |
月曜日
| 午後 1:00 - 午後 5:00 |
規定時間
| 4 時間 |
火曜日
| 午前 8:30 - 午後 0:30 |
規定時間
| 4 時間 |
火曜日
| 午後 1:00 - 午後 5:00 |
規定時間
| 4 時間 |
火曜日
| 午後 6:00 - 午後 8:00 |
超過時間
| 2 時間 |
水曜日
| 午前 8:30 - 午後 0:30 |
規定時間
| 4 時間 |
水曜日
| 午後 1:00 - 午後 5:00 |
規定時間
| 4 時間 |
水曜日
| 午後 6:00 - 午後 8:00 |
超過時間、残り時間 | 4 時間 |
1 日当たりの時間がマニュアルで入力されるか、または 2 日分の時間が入力され最後の時間が超過時間である場合は、超過時間が使用されます。最後の超過時間ラインには、日付範囲の合計超過時間が示されます。
注意
- 機械時間についても同様の計算ができます。機械時間は、同一の処理内で割り当てる必要がある労働時間がある場合に、割り当てられます。
- 時間会計では、時間の範囲が割り当てられます。これらは従業員が編集できます。
- 作業時間スケジュールで定義されていない日の時間を記帳することはできません。また、時間割当の開始をスケジュール日の開始時間よりも前の時間にすることはできません。たとえば、時間割当の開始時間を火曜日午前 7:00 と入力し、スケジュール日の火曜日が午前 08:00 に開始する場合は、警告が出されます。
- 作業時間スケジュールは、一般タスクとプロジェクト時間以外のすべての取引タイプで使用できます。