出力デバイスの選択

出力するものを指定した後、デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションで出力デバイスを指定できます。

次のものに出力できます。

  • プリンタ
  • 画面
  • ファイル
  • メッセージ
プリンタへの出力
  1. デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションでプリンタタブをクリックします。
  2. デバイスフィールドでプリンタを指定します。システムマネージャがデフォルトプリンタを定義している場合は、そのプリンタが使用されます。
注意

次の場合はデフォルトプリンタを使用できません。

  • レポート幅が用紙の幅より広い場合
  • レポート用に定義された用紙の種類が、デバイスの用紙の種類と異なる場合

このような場合はプリンタを選択する必要があります。

次のデバイスの種類を選択できます。

プリンタ LN プリンタデーモンを使用する Unix プリンタのみが適用されます。
直接 LN プリンタデーモンを使用しない Unix プリンタのみが適用されます。
Windows プリンタWindows ネットワークプリンタまたはローカルプリンタのみが適用されます。
論理プリンタUnix プリンタの論理グループのみが適用されます。

 

注意

一部の出力デバイスでは、LN サーバまたはクライアント上で特定のソフトウェアがインストールおよび構成されていることが前提となっています。

  • レポートを Microsoft Excel に送信するデバイスを選択する場合は、MS Excel がインストールされている必要があります。
  • レポートを Unix プリンタ (デバイスの種類:プリンタまたは論理プリンタ) に送信するデバイスを選択する場合は、LN プリンタデーモンが LN Unix サーバ上で実行されている必要があります。
  • レポートを Business Objects Enterprise に送信するデバイスを選択する場合は、Business Objects (TM) Xi Integration Kit for Baan がインストールおよび構成されている必要があります。
画面へのレポートの表示
  1. デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションでディスプレイタブをクリックします。
  2. デバイスフィールドで、デバイスタイプ画面を選択します。レポートが画面に表示され、表示ブラウザが起動します。
ファイルへの出力
  1. デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションでファイルタブをクリックします。
  2. デバイスフィールドで、次のデバイスタイプを選択します。 
    • ファイルの再書込み
    • ファイルに追加
  3. 出力ファイルフィールドでファイル名を指定します。LN サーバのホームディレクトリにファイルが保存されます。

LN システム管理者は、ファイルデバイスを構成して、Excel ワークシートなどにレポートを出力できます。

次の表に例を示します。

説明4GL プログラム引数
ASCII ファイルttstpconvASCII
Excel ファイルttstpconvASCII:excel
HTML ファイルttstpconvHTML:iexplore
Notepad ファイルttstpconvASCII:notepad
RTF ファイルttstpconvRTF:winword
Business Objects Enterprise<empty>XML server=ssssss port=pppp
E メールアドレスにレポートを送信ttcmfprintoutlook

 

ftp プログラムまたはその他の UNIX プログラムを使用して、ファイルを自分のコンピュータにコピーできます。

メッセージの送信

文書を E メールアドレスに送信するには、次の手順を実行します。

  1. デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションでメッセージの送信タブをクリックします。
  2. メッセージの件名を入力し、オプションで、所属するカテゴリのリストを入力します。
  3. 配信オプションを指定します。後でメッセージを送信する場合は、[指定時刻後に送信] で送信時刻を指定します。一定時間が経過した後にメッセージを削除する場合は、[指定時刻後に失効] に時刻を入力します。有効なフォーマットは標準の LN yyyymmdd hhmmss です。
  4. メッセージがファックスの場合のみ、テンプレートおよび課金コードを指定できます。
  5. [メッセージ] を押すとメッセージの本文を入力できます。
  6. [受信者] を押すとメッセージの受信者を入力できます。メッセージに受信者を追加しない場合、メッセージは常に Outlook などのクライアントサービスに転送されます。
メッセージの出力または送信

続行をクリックすると出力が開始されます。

指定日時に出力する

デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションの日付および時刻フィールドに日付と時刻を入力します。

文書の日付

レポートの作成日時が文書に出力されます。これは、データベースからデータが取得された日時です。文書の日付は、レポートが実際に出力された日時とは関係ありません。