標準ソフトウェア環境の手順

手順の目的

この手順では、LN の独自のカスタマイズソフトウェアの作成に使用できるソフトウェア環境を作成します。この環境には、カスタマイズ部門の専用パッケージコンビネーションパッケージ VRC が含まれています。

手順の結果と前提条件
結果

パッケージコンビネーションとパッケージ VRC を含む新しいソフトウェア環境

前提条件

少なくとも 10 MB の空きディスク領域と 40 MB のデータベース領域が使用可能でなければなりません。

このセクションでは、標準ソフトウェア環境の手順の最も重要なステップについてのみ説明します。手順のステップで説明したセッションでデータを入力する方法の詳細は、セッションのヘルプを参照してください。

注意

UNIX プラットフォームと Windows プラットフォームの手順を使用できます。両方のプラットフォームで、${BSE} 表記法やスラッシュ (/) とバックスラッシュ (\) 文字を使用できます。

注意点

パッケージコンビネーションの注意点:

  • ツール (tt) とツールのアドオン (tl) を除き、新しいパッケージコンビネーションはすべてのパッケージの VRC を含むようにしてください。
  • Data Director (da)、OpenWorld Middleware-enabling (tm)、および New Technology (nt) のカスタマイズはできません。したがって、これらのパッケージには既存の (独自のものではない) VRC を含める必要があります。たとえば、派生構造の最上位の更新 VRC やローカライズ VRC を含めます。
  • 残りのパッケージには (tt と tl 以外)、独自の VRC を含めます。
手順概要

以下のリストに、手順とそのセッションを示します。

  1. 新しいパッケージ VRC を作成する - パッケージ VRC (ttadv1511m000)
  2. 新しいパッケージ VRC のソフトウェア構成要素を保存するディレクトリを新規作成する - ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000)
  3. 新しいパッケージコンビネーションを作成する - パッケージコンビネーション (ttaad1520m000)
  4. パッケージ VRC を新しいパッケージコンビネーションにリンクする - パッケージコンビネーション別パッケージ (ttaad1121m000)
  5. 会社を新しいパッケージコンビネーションにリンクする - 会社別パッケージコンビネーションの変更 (ttaad1101m000)
  6. ユーザを新しいパッケージコンビネーションにリンクする - ユーザに対するパッケージコンビネーションの変更 (ttaad2200m000)
  7. 開発者の権限を変更する - 開発者権限のテンプレート (ttams1151m000)
  8. オプション: Business Data Entities (BDE) のテストツールを初期化する - BDE の公開テストツールの初期化 (tlcom0200m000)
  9. 通常ユーザに新規またはその他の環境の権限を与える - ユーザデータ (ttaad2500m000)