エクスポートとインポートの手順

インポート/エクスポートの手順では、パッケージ VRC のソフトウェア構成要素が順編成ファイルにエクスポートされ、別の環境のパッケージ VRC にインポートされます。ソフトウェア構成要素を別の環境にインポートした場合は、それらを新しい環境のランタイムデータディクショナリに変換する必要があります。

手順の目的

環境をソフトウェア構成要素で埋める必要があります。環境をソフトウェア構成要素で埋めるには、エクスポート/インポート手順を使用します。

手順の結果と前提条件
結果

このプロセスの結果、たとえば通常ユーザがランタイム環境として使用できる新しい環境が作成されます。開発者もこの環境を開発環境として使用して、新しい構成要素を作成したり、既存の構成要素をカスタマイズしたりできます。

前提条件

環境が正しく作成されていることを確認します。標準ソフトウェア環境の手順、またはワンステップソフトウェア環境の手順を通じて、環境を作成できます。

手順概要

次のリストに、手順とそのセッションを示します。

  1. ソフトウェア環境から順編成ファイルへ構成要素をエクスポートする - データディクショナリのエクスポート (ttiex1280m000)
  2. ソース環境とターゲット環境が別のシステムにある場合のみ: 順編成ファイルをターゲットシステムに転送する
  3. 順編成ファイルから対象環境へ構成要素をインポートする - データディクショナリのインポート (ttiex1285m000)
  4. ラベルのランタイムデータディクショナリを作成する ラベルのコンパイル (ttadv1243m000)
  5. 対象パッケージコンビネーションで構成要素のランタイムデータディクショナリを作成する - ランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000)
  6. コピーされた構成要素のプログラムスクリプト/ライブラリスクリプトをコンパイルする - プログラムスクリプト/ライブラリのコンパイル (ttadv2230m000)
  7. コピーされたスクリプトのレポートをコンパイルする - レポートのコンパイル (ttadv3240m000)
  8. フォームとメニューのランタイムデータディクショナリを作成する - ランタイムデータディクショナリの作成 (フォームとメニュー) (ttadv5214m000)
  9. 構成要素の Infor Web Help を対象環境へインストールする
注意

プログラムスクリプト/ライブラリとレポートのコンパイル、およびフォームやメニューのランタイムディクショナリの作成は、これらの構成要素のオブジェクト/ダンプをエクスポートしなかった場合にのみ必要です。