| ソフトウェア構成要素のコピー手順の詳細このセクションでは、ソフトウェア構成要素のコピーについて詳しく説明します。 ステップ 1. ソフトウェア環境の構成要素をコピーする最初に、ソースパッケージ VRC (例: tcB60_a) のソフトウェア構成要素を新しいパッケージ VRC (例: tcB60O_a_cus1) にコピーします。 -
ソフトウェア構成要素の新パッケージ VRC へのコピー (ttadv6265m000) セッションを開始します。
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範囲指定グループボックスで、ソフトウェア構成要素をコピーするパッケージと言語の範囲を定義します。
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VRCグループボックスで、ターゲット VRC と、ソフトウェア構成要素が保存されているソース VRC を定義します。たとえば、ターゲット VRC は新しいカスタマイズ環境 B60oacus での LN 共通 (tc) パッケージの VRC コードです。
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オプションで、適切なチェックボックスをオンにします。たとえば、ソース VRC のフォーム、レポート、メニュー間のリンクもターゲット VRC にコピーされるようにします。
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構成要素タブで、ターゲット VRC にコピーする構成要素を選択します。
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コピーをクリックしてプロセスを開始します。
ステップ 2. ラベルのランタイムデータディクショナリを作成する
LN は、言語依存ソフトウェア構成要素をラベルとしてパッケージ VRC ごとに保存しています。ラベルは、ランタイムで使用するためにコンパイルする必要があります。新しい環境のラベルをコンパイルするには -
ラベルのコンパイル (ttadv1243m000) セッションを開始します。
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言語の開始フィールドと終了フィールドに、ラベルをコンパイルする言語の範囲を定義します。
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パッケージ、バージョン、リリース、および顧客の開始 フィールドと終了フィールドを使用して、ラベルをコンパイルするパッケージ VRC の範囲を定義します。
- ヒント: 必ずパッケージ全体のラベルをコンパイルしてください。
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データディクショナリと異なるマシンで bshell を実行している場合は、次のどちらかを選択できます。 -
リモートマシンにファイルをインストールオプションをオンにして、データディクショナリと同じマシンにラベルダンプをインストールして、ファイルにインデックスを付けます。
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ローカルマシンにファイルをインストールオプションをオンにして、ローカルマシンにラベルダンプをインストールして、ファイルにインデックスを付けます。ラベルダンプファイルおよびインデックスファイルは、ローカルマシンを使用するユーザのみが使用できます。
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コンパイルをクリックします。コンパイル済ラベルは ${BSE}/lib/labels ディレクトリに保存されます。ラベルのファイル (およびラベルのインデックスファイル) は、ラベルをコンパイルした言語のユーザ向けに、ランタイム時にフォーム、メニュー、レポートなどにラベルを表示するために使用されます。
ステップ 3. パッケージコンビネーションに構成要素のランタイムデータディクショナリを作成する新しいソフトウェア環境に、新しいパッケージコンビネーションのソフトウェア構成要素を含んだランタイムデータディクショナリを作成する必要があります。たとえば、カスタマイズ環境のパッケージコンビネーション b60oacus のランタイムデータディクショナリを作成します。 -
ランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000)
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オプショングループボックスで、新しい環境のパッケージコンビネーションの該当するチェックボックスをオンにします。
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範囲指定グループボックスに、ランタイムデータディクショナリを作成するパッケージコンビネーションを入力します。セッションの範囲も指定する必要があります。たとえば、新しいパッケージコンビネーション b60oacus のランタイムデータディクショナリが作成されます。
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ランタイムの作成をクリックしてプロセスを開始します。
注意: エラーを出力チェックボックスをオンにした場合は、${BSE}/log/log.reconfig ディレクトリのログファイルでエラーを見ることができます。デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションが開始したら、ログファイルを出力するプリンタを選択できます。 ステップ 4. コピーした構成要素のプログラムスクリプトとライブラリスクリプトをコンパイルするこの手順の次のステップでは、コピーしたソフトウェア構成要素のプログラムスクリプトと DLL を新しいパッケージ (例: VRC tcB60O_a_cus) にコンパイルします。 -
プログラムスクリプト/ライブラリのコンパイル (ttadv2230m000) セッションを開始します。
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VRC フィールドに、ソフトウェア構成要素のコピー先パッケージ VRC を入力します。
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プログラムスクリプト/ライブラリフィールドで、コンパイルするプログラムスクリプトとライブラリの範囲を定義します。
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プログラムスクリプトタイプフィールドで、プログラムスクリプトのタイプを選択します。
- 指定した要件に従って、オプションの該当するチェックボックスをオンにします。たとえば、コンパイル フィールドで、新しいパッケージ VRC のすべてのスクリプト、または新しいスクリプトや機能だけをコンパイルするように選択できます。
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(構文)エラーメッセージを書き出すファイルフィールドに、コンパイルプロセス中に発生したエラーやイベントが保存されるパス名を入力します。
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コンパイルをクリックしてプロセスを開始します。
ステップ 5. コピーした構成要素のレポートをコンパイルする以下の手順で、新しいパッケージ VRC にコピーされたソフトウェア構成要素のレポートスクリプトをコンパイルします。 -
レポートのコンパイル (ttadv3240m000) セッションを開始します。
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パッケージフィールドと VRC フィールドに、ソフトウェア構成要素のコピー先のパッケージ VRC を入力します。
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言語フィールドに、コピーしたソフトウェア構成要素のレポートをコンパイルする言語を指定します。
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レポートフィールドに、コンパイルするレポートの範囲を指定します。
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コンパイル フィールドで、コンパイルのオプションを選択します。
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(構文)エラーメッセージを書き出すファイルフィールドに、コンパイルプロセス中に発生したエラーやイベントが保存されるパス名を入力します。
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コンパイルをクリックしてプロセスを開始します。
ステップ 6. フォームとメニューのランタイムデータディクショナリを作成する新しい環境のデータディクショナリのフォームとメニューもコンパイルする必要があります。 -
ランタイムデータディクショナリの作成 (フォームとメニュー) (ttadv5214m000) セッションを開始します。
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範囲指定グループボックスで、フォームやメニューのランタイムデータディクショナリを作成するパッケージ VRC の言語を定義します。
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フォームまたはメニューチェックボックスをオンにし、フォームまたはメニューの該当する範囲を指定します。
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ダンプ フィールドで、ランタイムデータディクショナリを作成するフォームやメニューの選択方法を選ぶことができます。たとえば、選択した VRC のフォームやメニューについてのみのデータディクショナリを作成できます。
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ランタイムの作成をクリックしてプロセスを開始します。
エラーを出力チェックボックスをオンにした場合は、${BSE}/log/log.reconfig ディレクトリのログファイルでエラーを見ることができます。デバイスの選択 (ttstpsplopen ) セッションが開始したら、ログファイルを出力するプリンタを選択できます。 ステップ 7. ターゲット環境に構成要素の Infor Web Help をインストールするソフトウェアでオンラインヘルプを利用できるようにするには、ドメインの Web サーバに Infor Web Help をインストールする必要があります。 | |