データディクショナリのインポート (ttiex1285m000)

セッションの目的:  データディクショナリのエクスポート (ttiex1280m000) セッションで作成されたダンプからディクショナリデータおよびソフトウェア構成要素をインポートします。

このセッションは、以下のような場合に使用すると便利です。

  • 設計 VRC からエクスポートした構成要素を 「ライブ」 のパッケージ VRC にロードする場合
  • 顧客に配布した構成要素を、顧客のシステム上にあるパッケージ VRC にインポートしなければならない場合

ソフトウェア構成要素をインポートするには:

  1. ダンプを保存するパスを入力します。
  2. ソフトウェア構成要素をインストールするパスを入力します。このパスは、ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000) セッションでパスが定義されていない場合にのみ使用されます。
  3. インポートオプションを指定します。たとえば、既存の構成要素を上書きするかどうか、インストール後にダンプを削除するかどうかを指定します。
  4. インポートをクリックして、インポート処理を開始します。
注意

パッケージ VRC にソフトウェア構成要素をインポートしたら、その VRC のランタイムデータディクショナリが更新されていることを確認する必要があります。インポートするソフトウェア構成要素のタイプに応じて、以下のセッションを実行します。

  • ランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000)
  • プログラムスクリプト/ライブラリのコンパイル (ttadv2230m000)
  • レポートのコンパイル (ttadv3240m000)
  • ランタイムデータディクショナリの作成 (フォームとメニュー) (ttadv5214m000)

ランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000) セッションで生成されたテーブル定義およびドメインがそれ以外のセッションで使用されます。したがって、このセッションを最初に実行しなければなりません。

 

順編成ダンプのパス
データディクショナリのエクスポート (ttiex1280m000) セッションで作成されたダンプが保存されるパス

ダンプが保存されるパスまたはパッケージのサブフォルダを含むパスを指定することができます。

ランタイムディレクトリのパス
フォーム、オブジェクト、メニューなどのソフトウェア構成要素がインストールされるパス。

このパスは、ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000) セッションでパスが定義されていない場合にのみ使用されます。

デフォルトのパスは ${BSE}/application です。

上書き
対象パッケージ VRC にすでに構成要素が存在している場合に、構成要素を上書きする必要があるかどうかを示します。
配置を上書き
ドメインの配置および長さを上書きできるかどうかを示します。ドメインの配置/長さは、コード配置の更新 (ttadv4107m000) セッションで変更できます。

例: "tcitem" (品目コード) ドメインは現在右揃えです。インポートされたダンプファイルには、カスタマイズされた左揃えの "tcitem" ドメインが含まれています。

  • このチェックボックスがオンの場合、カスタマイズされたドメインによって既存の "tcitem" ドメインが上書されます。
  • このチェックボックスがオフの場合、カスタマイズされた "tcitem" ドメインはインポートされません。

配置または長さを変更してドメインをインポートする場合は、ランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000) またはランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000) セッションでテーブルを再構成する必要があります。

インストール後にダンプを削除
このチェックボックスがオンの場合、インストール後に、インポートするディクショナリデータおよびソフトウェア構成要素を含むダンプがツールで削除されます。

このチェックボックスをオフにした場合は、インストール後にダンプファイルを再利用できます。ダンプがそれ以上必要でなければ、オペレーティングシステムを介して削除できます。

別のパッケージ VRC へソフトウェア構成要素を書込
このチェックボックスがオンの場合、ソフトウェア構成要素のインポート先のパッケージ VRC を指定できます。

このチェックボックスがオフの場合、エクスポート元の VRC と同じコードの VRC に構成要素がインポートされます。対象環境にこのような VRC が存在しない場合は、まず新 VRC が生成された後、その新 VRC に構成要素がインポートされます。

例: ダンプファイルには、開発サーバ上の "tc B61O a dsgn" VRC からエクスポートされたソフトウェア構成要素が含まれています。ダンプファイルは、別のサーバ上の LN 環境にインストールする必要があります。この環境には、"tc B61O a dsgn" VRC がないとします。

  • このチェックボックスをオンにした場合、構成要素のインポート先となる既存の "tc" VRC を指定できます。
  • このチェックボックスをオフにした場合、新しい "tc B61O a dsgn" VRC が生成され、この VRC に構成要素がインポートされます。この VRC は新規に生成された VRC であるため、どのパッケージコンビネーションにもリンクされていません。このため、新しいソフトウェアを実行するには、あらかじめパッケージコンビネーションの派生パスにこの VRC を取り込んでおく必要があります。
VRC
構成要素のインポート先のパッケージ VRCバージョン
VRC
構成要素のインポート先のパッケージ VRCリリース
VRC
構成要素のインポート先のパッケージ VRC顧客コード