新パッケージコンビネーション/VRC の作成 (1 ステップ) (ttaad1222m000)

セッションの目的:  ソフトウェア環境をワンステップで作成します。

このセッションでは、以下の作業ができます。

  • ソースパッケージコンビネーションのパッケージ VRC から派生する新パッケージ VRC を作成する
  • 新パッケージ VRC のソフトウェアランタイムディレクトリを作成する
  • 新パッケージ VRC による新パッケージコンビネーションを作成する
  • ソースパッケージコンビネーションにリンクされている指定範囲の会社のパッケージコンビネーションを新パッケージコンビネーションに変更する
  • ソースパッケージコンビネーションにリンクされている指定範囲のユーザのパッケージコンビネーションを新パッケージコンビネーションに変更する
  • 新パッケージ VRC のいずれかに開発者権限を与える (開発者がソースパッケージコンビネーションにリンクしており、ソースパッケージコンビネーションのパッケージ VRC の 1 つに対してすでに権限を持っている場合に限ります)
  • 開発者の現行パッケージ VRC を新パッケージ VRC の 1 つに変更する (開発者がソースパッケージコンビネーションにリンクしており、開発者の現行パッケージ VRC がソースパッケージコンビネーションのパッケージ VRC のいずれかと等しい場合に限ります)
  • 顧客定義フィールドが有効になっている場合に、すべての顧客定義フィールドの定義をコピーする

このセッションでは 1 ステップで実行できますが、同じ処理を次のセッションでマニュアルで実行することもできます。

  • パッケージ VRC (ttadv1111s000)
  • ソフトウェア構成要素のディレクトリ (ttadv1115m000)
  • パッケージコンビネーション (ttaad1120s000)
  • パッケージコンビネーション別パッケージ (ttaad1121m000)
  • 会社別パッケージコンビネーションの変更 (ttaad1101m000)
  • ユーザに対するパッケージコンビネーションの変更 (ttaad2200m000)
  • 開発者権限のテンプレート (ttams1151m000)
  • ユーザの現行パッケージ VRC の変更 (ttadv0140m000)
  • 顧客定義フィールド (ttadv4591m000)

データの入力後、作成をクリックしてプロセスを開始します。

注意
  • 対象パッケージコンビネーションを入力すると、作成する VRC コードの指定 (ttaad1223s000) セッションが自動的に開始します。ここで、新パッケージコンビネーションで作成する VRC を指定できます。
  • 現行パッケージ VRC を変更 チェックボックスをオンにした場合は、開発者権限のパスワードを入力するプロンプトが表示されます。この処理により、開発者の現行パッケージ VRC や開発者権限が変更された場合などに、開発者のユーザプロファイルの変更を確認できます。
  • ソフトウェア構成要素のディレクトリ フィールドにランタイムディレクトリを指定すると、新パッケージ VRC のそれぞれについてサブディレクトリが自動的に作成されます。詳細については、システム上のパスを参照してください。
  • 新パッケージコンビネーションが運用中のパッケージコンビネーションであれば、共有メモリへのテーブル定義 チェックボックスをオンにすると、パフォーマンスが最適化されます。
このセッションで発生する可能性のあるメッセージ/質問
  • ランタイムに変換すべきテーブル定義があります。テーブルの再構成も必要でしょう。(パッケージコンビネーション <ソースパッケージコンビネーション>):

    このメッセージが表示された場合は、まずソースパッケージコンビネーションの ランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000) セッションを、以下のチェックボックスをオンにして実行します。

    • テーブル
    • ドメイン
    • テーブルの再構成
  • レコード ttaad120 <パッケージコンビネーション> は使用中です。再試行しますか?:

    この質問が表示された場合、次のいずれかのセッションを他の人が実行しています。

    • 会社別パッケージコンビネーションの変更 (ttaad1101m000)
    • パッケージコンビネーション別パッケージ (ttaad1121m000)
    • パッケージ VRC (ttadv1111s000)
    • ランタイムデータディクショナリの作成 (ttadv5210m000)
    • ランタイムデータディクショナリへの変換 (ttadv5215m000)
    システムがクラッシュした後は、これらのセッションで誰も作業をしていなくても、この質問が表示される可能性があります。その場合は、アプリケーションロック (ttadv9598m000) セッションでアプリケーションロックを削除する必要があります。アプリケーションロックは tttaad120<Package Combination> キーを使用して削除します。

 

ソースパッケージコンビネーション
新パッケージコンビネーションの派生元となるパッケージコンビネーション
対象パッケージコンビネーション
ランタイムディレクトリデータ定義
パッケージコンビネーションのドメインおよびテーブル定義を保存する dd <パッケージコンビネーション> ディレクトリのパス。このパスが存在しない場合は、ツール でそれを作成するかどうか尋ねられます。
ソフトウェア構成要素のディレクトリ
既存会社/ユーザを変更
ソースパッケージコンビネーションにリンクされているユーザの現行パッケージコンビネーションを新パッケージコンビネーションに変更するには、このチェックボックスをオンにします。さらに、会社がリンクされている現行パッケージコンビネーションも新パッケージコンビネーションに変更されます。
注意

次のフィールドで、変更対象の会社およびユーザの範囲を指定できます。

共有メモリへのテーブル定義
注意

パフォーマンス上の理由から、使用するすべてのパッケージコンビネーションで、このチェックボックスをオンにしてください。

現行パッケージ VRC を変更
このチェックボックスがオンの場合、 定義したユーザ範囲内のユーザの現行パッケージ VRC が、対象パッケージコンビネーションに属する VRC の 1 つに変更されます。それらのユーザの開発者権限も生成されます。

これは、次の条件が満たされる場合にだけ実行されます。

  1. ユーザはソースパッケージコンビネーションにリンクされています。
  2. ユーザが、すでにソースパッケージコンビネーションにおけるパッケージ VRC の 1 つの開発者である場合