マルチサイト管理の概要このモジュールを使用して、複数サイト間でのデータ交換をコントロールします。 たとえば、次のようなことが可能です。
![]() エクスポートバッチとインポートバッチをリンクします。交換リンクを使用して、バッチレベルでソースサイトおよび対象サイトからのバッチをリンクします。このリンクは、ローカルの自立モデルに従って設定します。つまり、各サイトでそれ自体のエクスポート手順とインポート手順をコントロールするということです。この場合、マスタもスレーブも存在しません。 交換リンクは対象サイトに記録され、ソースサイトでエクスポートバッチをポイントします。交換リンクを定義する場合、取得予約がソースサイトに記録され、対象サイトでインポートバッチをポイントします。対象サイトの交換リンクとソースサイトの取得予約が両方とも使用可能な場合に、このリンクが有効になります。 標準エクスポート中、交換モジュールでは取得予約をチェックします。この場合、メッセージが対象サイトに送信され、エクスポート対象のファイルおよびそれらを記録する場所を定義します。対象サイトでは、メッセージを受信するときにその情報を記録し、交換モジュールでは、標準インポート中にソースサイトから受信した情報をチェックして、インポート待ちのデータが存在するかどうかを調べます。インポート待ちのデータが存在する場合は、ファイルがソースサイトから対象サイトにコピーされ、その後インポートされます。最終的に、データのインポートが完了したことが、対象サイトからソースサイトにレポートされます。
注意
この図は エクスポートバッチ 1 つとインポートバッチ 1 つのみを示していますが、1 ソースにつき複数の対象を定義したり、1 対象につき複数のソースを定義することもできます。 マルチサイト管理を使用可能にするには、次の事項が重要です。
注意
マルチサイト管理交換の設定手順の詳細については、Exchange User's Guide (U8405A US) の第 5 章 「マルチサイト管理」 を参照してください。
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