扱い単位の構成 (whwmd5130m100)

セッションの目的: 扱い単位および扱い単位構造を設定およびメンテナンスします。

扱い単位および扱い単位構造の作成または修正には、さまざまなコマンドを利用できます。たとえば、親扱い単位に子扱い単位を追加したり、子扱い単位を親扱い単位から削除したり、親扱い単位を扱い単位構造から削除したりできます。また、扱い単位テンプレートに対して扱い単位の妥当性を有効化できます。この機能は、ユーザが構成した扱い単位構造が特定の顧客の梱包要件と一致しているかどうかをチェックしたい場合などに役立ちます。

たとえば、「パレット A」 というタイプの扱い単位を 1 つ、および 「ボックス B」 というタイプの扱い単位 20 個を定義している場合、タイプ 「パレット A」 の扱い単位がタイプ 「ボックス B」 の扱い単位の親であるという扱い単位構造を作成できます。この扱い単位構造を使用して梱包する品目はボックス内に収納され、これらのボックスはパレット上に置かれます。

積荷がトラックに納まるようにするため、または当初計画されていたものとは別の品目を積み込む必要がある場合に積荷を変更するためなどの理由により、扱い単位構造の変更が必要になることが頻繁にあります。このような場合、小さい方のタイプのボックスをパレット A の上に積み重ねるか、または特定の輸送用にパレット A でタイプ B のボックス 10 個およびタイプ C のボックス 12 個を輸送します。

梱包定義を使用して、梱包定義を品目にリンクすることもできます。品目の扱い単位を生成するとき、扱い単位構造は梱包定義に従って構成されます。必要な場合、このセッションでこれらの梱包定義を変更できます。

扱い単位の構成 (whwmd5130m100) セッションの操作方法

扱い単位 (whwmd5130m000) セッションで、ある扱い単位を選択してこのセッションを開始した場合、このセッションには、選択した扱い単位と倉庫、保管場所、および状況が一致する扱い単位が表示されます。扱い単位を選択せずに扱い単位 (whwmd5130m000) セッションからこのセッションを開始した場合、扱い単位 (whwmd5130m000) セッションの扱い単位リストの最上部に表示された扱い単位と状況、倉庫、および保管場所が一致する扱い単位がこのセッションに表示されます。このセッションに表示される扱い単位の選択を変更するには、次のステップを実行します。

  1. 選択フィルタグループボックスの各フィールドで、使用する必要がある基準を入力して、メンテナンスしたい扱い単位構造の扱い単位を検索します。たとえば、倉庫、保管場所、状況、および品目を指定した場合、倉庫や保管場所などが一致する扱い単位が検索されます。
  2. 扱い単位を取得するには適用をクリックします。検索によって得られた扱い単位は、このセッションの下半分に表示されます。

扱い単位または扱い単位構造をメンテナンスするためのコマンドのいずれかを使用するには、扱い単位を選択して、ツールバーまたは参照メニューで該当のコマンドをクリックします。

扱い単位 (whwmd5130m000) セッションを開始して扱い単位の詳細を表示するには、扱い単位をダブルクリックします。

別の方法として、扱い単位ツリーを使用して扱い単位構造をメンテナンスできます。扱い単位の扱い単位ツリーを表示するには、扱い単位を選択して、参照メニューの扱い単位ツリーを選択します。

 

扱い単位
LN で扱い単位を一意に識別するために使用される扱い単位番号
倉庫
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
保管場所
商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

品目
その扱い単位が梱包資材として使用される品目
梱包定義
品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。
梱包品目
製造、物流処理、および特に倉庫内での商品の保留および移動のために使用するコンテナまたはサポート。たとえば、ボックスやパレットです。
出荷元コード
倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。
出荷先コード
商品の出荷先を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。
テキスト
このチェックボックスがオンの場合、扱い単位に関する一部のテキストを扱い単位 (whwmd5130m000) セッションのテキストフィールドで使用できます。
出荷元コード
出荷元タイプは、出荷元コードとともに、倉庫オーダのソースを識別するために使用します。

出荷元タイプには次の値を使用できます。

  • 取引先
  • 倉庫
  • ワークセンタ
  • プロジェクト
出荷元コード
倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。
出荷先コード
出荷先タイプは、出荷先コードとともに、商品の出荷先を識別するために使用します。

出荷先タイプには次の値を使用できます。

  • 取引先
  • 倉庫
  • ワークセンタ
  • プロジェクト
出荷先コード
商品の出荷先を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。
倉庫
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
保管場所
商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

親扱い単位
このセッションでメンテナンスのために選択する扱い単位の親

関連トピック

品目
その扱い単位が梱包資材として使用される品目
梱包品目
扱い単位の梱包品目
梱包定義
扱い単位の梱包定義
出力済ラベルの最新バージョン
ラベルが出力された扱い単位の最新バージョン。該当する扱い単位がバージョン管理されていない場合、このフィールドの値は 0 です。
ラベル付
このチェックボックスがオンの場合、該当する扱い単位に定義されている梱包品目ごとにラベルレコードが作成されます。これらのラベルは出力できます。このようにして、既存の各梱包品目が一意に識別されます。たとえば、パレット上のボックスがラベル付と指定されている場合、牛乳のカートンに対するオーダの扱い単位が生成されるときに、各ボックスにラベルが付けられます。
出荷コンテナシリアルコード標準
このチェックボックスがオンの場合、扱い単位のコードは出荷コンテナシリアルコード (SSCC) 標準に準拠しています。
長さ 
扱い単位の長さ

関連トピック

長さ
扱い単位の寸法を表す単位
扱い単位の幅

関連トピック

高さ
扱い単位の高さ

関連トピック

 

扱い単位ツリー
ツリー構造にアクセスします。ツリー構造では、このセッションの上部にある選択フィルタフィールドで設定された条件に該当するすべての扱い単位がグラフィック表示されます。
フィールドの消去
このコマンドを使用して、選択フィルタグループボックスのフィールドを空にします。
上位レベル表示
このコマンドを選択すると、選択した扱い単位の扱い単位構造の中で 1 つ上のレベルに移動します。このレベルは、選択した扱い単位の直接の親のレベルです。詳細については、扱い単位構造を参照してください。
下位レベル表示
このコマンドを選択すると、選択した扱い単位の扱い単位構造の中で 1 つ下のレベルに移動します。このレベルは、選択した扱い単位の子のレベルです。詳細については、扱い単位構造を参照してください。
扱い単位の生成
このコマンドを選択して、選択フィルタで選択されている倉庫保管場所梱包品目の扱い単位を生成します。
梱包
このコマンドを選択して、特定タイプの複数品目の扱い単位を作成します。詳細については、梱包: 複数品目の扱い単位を生成するにはを参照してください。
補助梱包品目
選択した扱い単位についての扱い単位 - 補助梱包品目 (whwmd5132m000) セッションにアクセスします。
詳細扱い単位を作成
選択した扱い単位についての詳細扱い単位を作成します。
扱い単位の妥当性確認
このコマンドを選択して、選択した扱い単位の妥当性を扱い単位テンプレートに対して有効化します。
クローズ
このコマンドを選択して、選択した扱い単位をクローズします。この結果、扱い単位の状況はクローズになります。詳細については、扱い単位の状況を参照してください。
親へのリンク
このコマンドを選択して、子の扱い単位を親の扱い単位にリンクします。
親からリンク解除
このコマンドを選択して、親の扱い単位から子の扱い単位をリンク解除します。
扱い単位の出力
扱い単位の出力 (whwmd5430m000) セッションを開始します。デフォルトでは、このセッションが開始され、レポートが出力されます。