扱い単位構造の処分の指定

隔離検査 ID または処分ラインに扱い単位構造が存在する場合、最上位レベルの扱い単位または子扱い単位の処分を指定できます。

扱い単位の処分を指定すると、この扱い単位の処分が処分待ちの子扱い単位もこの処分になります。この処分は、この扱い単位の親にも表示されます。扱い単位構造で同じレベルの扱い単位は影響を受けず、処分が維持されます。

最上位レベルの扱い単位の処分フィールドには、子扱い単位の 1 つに指定された最新の処分が表示されます。

子扱い単位に指定された処分も、最上位レベルの扱い単位に表示されます。その後、別の子扱い単位に別の処分を指定すると、この処分も最上レベルの扱い単位に表示されます。

すべての子扱い単位の処分が処分待ち以外である場合、最上位扱い単位の処分を変更できますが、子扱い単位で指定されていない処分に変更することはできません。これは子扱い単位の処分には影響しません。

注意

最下位レベルの扱い単位を一部処分することはできません。そのためには、その扱い単位を削除して、処分ラインを処理する必要があります。

扱い単位 HU01、HU02、HU03、HU04 が隔離検査 ID 100012 に存在しています。HU01 は構造内で最上位レベルの扱い単位で、扱い単位 HU01、HU02、HU03、HU04 は最下位レベルの扱い単位です。

当初、すべての扱い単位の処分は処分待ちです。HU01 に現状のまま使用を指定すると、すべての子扱い単位が現状のまま使用になります。次に、HU03 に販売業者に返品を指定すると、HU01 と HU03 の処分は販売業者に返品になり、他の扱い単位は現状のまま使用のままです。

すべての扱い単位の処分が処分待ちで、HU02 に現状のまま使用を指定すると、HU02 の処分のみが現状のまま使用になり、構造の他の扱い単位は処分待ちのままです。

処分のリセット

扱い単位をリセットすると、この扱い単位とその子取扱い単位は処分待ちにリセットされます。この処分は、この扱い単位の親にも表示されます。扱い単位構造で同じレベルの扱い単位は影響を受けず、処分を維持します。