追加情報フィールド

LN の各テーブルにリンク可能な追加情報フィールドを設定することができます。追加情報フィールドの内容は LN のテーブル間でやり取りできるため、ユーザは販売スケジュールに追加情報を入力できます。追加情報は、倉庫オーダを介して倉庫管理の出荷に渡されます。追加情報フィールドの内容に機能ロジックが関連付けられていないと、これらのフィールドは LN にとって意味のないものになります。

追加情報フィールドを定義するには

追加情報フィールドを使用するためには、まず追加情報定義 (tcstl2100m000) セッションを使用して目的の追加フィールドを定義する必要があります。26 個までの英数字文字列フィールド (1 つのフィールドの長さは 30 文字) をテーブルにリンクできます。「追加情報定義」 の指定が終了すると、追加情報フィールドが使用可能な状態になります。ユーザインタフェースでは、追加情報フィールドは標準の LN フィールドに追加されます。たとえば、追加情報フィールドを [倉庫オーダ (whinh200)] テーブルにリンクさせると、これらの追加情報フィールドが視覚化され、対応する倉庫オーダ (whinh2100m000) セッションで編集可能になります。追加情報の作成や更新は、親オブジェクトのセッションでしか行うことができません。追加情報フィールドはセッションの別々のタブに表示されます。ビジネスニーズに合わせて追加情報フィールドをテーブルにリンクさせることができます。リンク済のフィールドを追加情報定義 (tcstl2100m000) セッションで 「有効」 に設定すると、これらのフィールドが有効になります。また、追加情報フィールドはいつでも無効にすることができます。

注意

LN に用意されているテーブルのうち、追加情報フィールドをリンクできるテーブルはごく一部に限られています。詳細は、次の情報を参照してください: 関連トピック

LN のテーブル間 (たとえば、販売スケジュールと倉庫オーダ間) で追加情報フィールドをやり取りできます。することができます。追加情報フィールドのやり取りができるのは、これらのフィールドの名前と追加情報定義 (tcstl2100m000) セッションで定義されたフィールド名が一致している場合に限ります。たとえば、[使用ポイント] という名前の追加情報フィールドが販売スケジュールテーブルにリンクされている状況で、[使用ポイント] フィールドの値を販売スケジュールから倉庫オーダに転送する場合は、[使用ポイント] というフィールド名を倉庫オーダの追加情報定義で使用します。

注意

追加情報フィールドのやり取りは、LN でハードコード化されたアプリケーションロジックです。LN には、ごく少数の転送ポイントが用意されています。詳細は、次の情報を参照してください: 関連トピック