データ更新エンジン (ttspt1200m000)

データ更新エンジンは、アプリケーションデータ更新プログラムを実行するフレームワークです。

重要

このセッションを使用するのは、Infor Enterprise Server 8.6 までです。Infor Enterprise Server 8.7 からは、代わりにデータ更新実行 (ttspt2500m000) セッションを使用する必要があります。

データ更新エンジンは次の 2 通りの方法で開始できます。

  1. 会社別パッケージコンビネーションの変更 (ttaad1101m000) セッションを使用します。
  2. マニュアル:データ更新エンジンは常時、マニュアルで開始できます。Installation Wizard、または会社別パッケージコンビネーションの変更 (ttaad1101m000) セッションでデータ更新エンジンを実行しなかった場合は、後からいつでも開始できます。

データ更新エンジンの実行中は、進捗状況が表示されます。

 

パッケージコンビネーション
処理対象のパッケージコンビネーション
会社
処理対象の会社。会社の範囲を入力することもできます (選択したパッケージコンビネーション内)。会社の処理中、その会社のアプリケーションロックが設定されて、同じ会社に対するデータ更新を同時に 2 回実行できないようにします。会社に対する権限がユーザにあるかどうかのチェックも実行されます。
シミュレーション
このチェックボックスがオンの場合、トランザクションを実際化することなく、テスト/シミュレーションモードで更新が実行されます。テスト/シミュレーションモードでは、シミュレーションサイズフィールドにシミュレーションサイズを入力できます。
シミュレーションサイズ
シミュレーションモードで各更新プログラムが処理する最大レコード数。シミュレーションサイズ が 0 の場合、すべてのレコードが処理されます。
ログファイルのパス
個々の更新プログラムの処理/エラーレコード (ログファイル) の共通ディレクトリ。デフォルト: ${BSE}/log/UpgradeEngine/

 

処理
処理をクリックすると、選択範囲内でアクセス可能な会社 (ユーザが権限を持っている会社) の更新プログラムが開始されます。