ソリューションを検査してインストール (ttpmc2204s000)セッションの目的: ソリューションを 1 個、または範囲を指定して、インストール可能かどうか検査します。選択範囲のすべてのソリューションに関するすべての条件、およびその依存関係が適切であれば、ソリューションがインストールされます。このセッションは、インストールするソリューション/パッチの検査 (ttpmc2203s000) セッションおよびソリューション/パッチのインストール (ttpmc2205s000) セッションからの結合機能を実行します。 このセッションは、ソリューションのレジストリに存在するソリューションに対して機能します。検査は常に複数レベルで実行されます。すべての関連ソリューション、つまり事前必須、相互依存、事後要求が検査されます。 インストール対象のソリューションのいずれかにインストール前作業指示があり、インストール前作業は処理済みチェックボックスがオフの場合は、どのソリューションもインストールされません。 インストール時には、すべてのインストール後作業指示が出力されます。ランタイムデータディクショナリを必要とする構成要素が含まれる場合には、ランタイムデータディクショナリへの変換や作成が指示されます。 このプログラムを実行できるのは、ユーザ root または LN でスーパーユーザとして定義されているユーザのみです。
更新 VRC 更新がインストールされる PMC 受取側の物理 VRC。どの更新 VRC にも基準 VRC がリンクされています。 ソリューションコード
基準 VRC のソリューションを表す一意の ID インストール前の検査 所定の範囲のソリューションまたはパッチを個別に検査するには、このオプションを選択します。検査したソリューションの状況がインストール可になった場合のみ、ソリューションをインストールできます。 状況を保持 ソリューションの状況をインストール可に変更せずにソリューションを検査するには、このオプションを選択します。このオプションは、特定のソリューションの結果を確認するだけの場合に便利です。「ソリューションの検査」 レポートには、ソリューションが受け取った状況が表示されます。ただし、ソリューションの処理 (ttpmc2101m000) またはパッチの処理 (ttpmc2102m000) セッションを見ると、前の状況がまだ表示されています。このオプションを選択すると、インストールオプションは選択できません。このオプションを選択しない場合、インストール前作業指示の出力オプションを必ず選択する必要があります。 インストール前作業指示を出力 「ソリューションの検査」 レポートの別のセクションにインストール前作業指示を出力するには、このオプションを選択します。このオプションは、状況を保持オプションを選択していない場合は必須です。 インストール後作業指示を出力 「ソリューションの検査」 レポートの別のセクションにインストール後作業指示を出力するには、このオプションを選択します。インストールオプションを使用可能な実行処理で複数の検査済ソリューションを一度にインストールする選択を行うと、インストール後作業指示も 「インストール後の作業」 レポートに出力される点に注意してください。 詳細な情報 インストールされるすべてのソリューションの詳細レポートを出力するには、このオプションを選択します。ソリューション詳細は 「ソリューションの検査」 レポートの別のセクションに出力されます。インストール前作業指示、インストール後作業指示、ソリューション別構成要素、および依存情報がソリューションごとに出力されます。 このオプションは、次のオプションの選択状況とは無関係に使用できます。 構成要素を出力 インストールされるすべてのソリューションの構成要素を 「ソリューションの検査」 レポートの別のセクションに出力するには、このオプションを選択します。カスタマイズ済み構成要素のみを出力する場合は、カスタマイズの検査およびカスタマイズ構成要素のみ出力オプションを使用できます。 構成要素のソート順序 このフィールドでは、「ソリューションの検査」 レポートのソリューション詳細セクションおよび/または構成要素セクションで構成要素をソートする方法を指定できます。 タイプ、コード 構成要素は構成要素タイプと構成要素コードでソートされます。 コード、タイプ 構成要素は構成要素コードと構成要素タイプでソートされます。セッションのさまざまな構成要素、つまり、セッション、フォーム、スクリプト/オブジェクト、およびレポートを一緒に表示する場合は、このオプションを使用します。 関連ソリューションを出力 構成要素を含むソリューションのソリューションコードを 「ソリューションの検査」 レポートの構成要素セクションに出力するには、このオプションを選択します。 カスタマイズの検査 インストールされるソリューションのすべての構成要素について、それらの構成要素がカスタマイズされているかどうかを検査するには、このオプションを選択します。 このオプションが適用されるのは、詳細な情報や構成要素を出力オプションを選択している場合のみです。 ソリューションの構成要素は、更新 VRC にインストールされます。この更新 VRC の最上位にある VRC にも同じ構成要素が存在する場合、この構成要素はこの更新 VRC を含むすべてのパッケージコンビネーションごとにレポートされます。カスタマイズされている場合は、言語依存の構成要素が検査され、言語フィールドで指定するすべての言語ごとにレポートされます。構成要素が更新 VRC よりも上位の VRC に存在している場合、それと同じ構成要素を含む相互依存ソリューションがその上位の VRC に存在していれば、その構成要素はレポートされません。
注意
カスタマイズの存在がソリューションのインストールをブロックすることはありません。 言語 このフィールドでは、カスタマイズを検査する必要がある言語を指定できます。指定する言語が多いほど、セッションの実行時間が長くなります。Infor では、このため、カスタマイズ済み構成要素が常に存在する言語のみを指定することをお勧めしています。 カスタマイズ構成要素のみ出力 カスタマイズ済み構成要素のみを出力するには、このオプションを選択します。このオプションは、「ソリューションの検査」 レポートのソリューション詳細セクションと構成要素セクションの両方に適用されます。 自動ダウンロード
このチェックボックスがオンの場合、足りないソリューションを FTP サーバから自動的にダウンロードします。
注意
FTP スクリプトは、事前にFTP スクリプトの生成 (ttpmc2211s000) セッションにより生成済である必要があります。 依存関係ファイルのダウンロード [自動ダウンロード] チェックボックスがオンの場合、[依存関係ファイルのダウンロード] チェックボックスはデフォルトでオンになります。PMC Dependencies Check (ttpmc2441m000) セッションの実行前に PMCDepend<cust> ファイルをダウンロードする必要がない場合は、チェックボックスをオフにできます。 インストール 所定の範囲のすべてのソリューションまたはパッチを個別にインストールするには、このオプションを選択します。これらのソリューションの状況は、すべてインストール可である必要があります。検査とインストールを 1 回の実行で行う場合、検査時にエラーが発生すると、すべてのソリューションについてインストールは実行されません。 インストール前作業は処理済み インストール前作業指示を実行したことをシステムに知らせるには、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、ソリューションにインストール前作業指示が関連付けられていると、ソリューションはインストールされません。 フォーム変更を出力
このチェックボックスがオンの場合、さらにインストールするソリューションに新しいフォームが含まれる場合は、新旧フォームの変更内容がレポートに出力されます。このオプションは、フォームの権限に関する問題を検出する場合に便利です。 構成要素の保存 ソリューションまたはパッチを個別に再度アンインストールできるようにするには、このオプションを選択します。PMC はインストールするソリューションごとにアンインストールダンプを作成します。 エラー報告用のデバイス このフィールドでは、アンインストールダンプの作成時に作成されるエラー報告用のデバイスを指定します。このデバイスは、実際のプリンタ、またはファイルに追加タイプのデバイスである必要があります。
注意
一般に、このレポートは無視できます。このレポートは、現在の環境で指定されていない構成要素、たとえば検出できないソースやオブジェクトをリストします。ソリューションのインストール前にこうしたソースやオブジェクトが存在しない場合は、ソリューションのアンインストール時に復元する必要はありません。 出力ファイル このフィールドでは、デバイスのタイプがファイルに追加の場合に、エラー報告を書き込むファイルを指定する必要があります。
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