依存情報の生成 (ttpmc1240s000)

セッションの目的: 顧客システムで一緒にインストールする必要があるソリューション間の依存関係を生成します。

次の依存関係が生成されます。

  • 事前必須関係
  • 他の基準 VRC にも同じソリューションがあり、それらのソリューションに 1 つ以上の共通構成要素がある場合、その同じソリューションとの相互依存関係

    相互依存の条件は次のとおりです。

    • 基準 VRC が同じ基準 VRC 結合に属している
    • ソリューション番号が同じである

次の依存関係は自動的に生成できないため、マニュアルで指定する必要があります。

  • 同じ基準 VRC のソリューションの相互依存関係
  • 事後要求関係

このセッションは、依存情報 (ttpmc1140m000) セッションの適切なメニューで依存情報の生成をクリックして開始することができます。このセッションは、ソリューション (ttpmc1100m000) セッションの適切なメニューから開始する必要があります。

 

基準 VRC
PMC において、一意の方法で製品を識別する手段。配布側の更新版には、基準 VRC 識別子が用意されています。基準 VRC には、関連のマスタ製品をインストールする物理 VRC のコードを含められますが (B61_a など)、物理 VRC に関連しないコードにすることもできます (7.6_a_tt など)。受取側では、更新 VRC はすべて基準 VRC 識別子にリンクしています。インストール処理で、更新版の基準 VRC 識別子が更新 VRC の基準 VRC 識別子と一致するかどうかが検査されます。一致しない場合は、その更新 VRC に更新をインストールできません。
ソリューションコード
基準 VRC のソリューションを表す一意の ID
状況
次の状況は、ソリューション、コレクション、およびパッチのメンテナンスの進捗状況を示します。説明を分かりやすくするため、ソリューションについてのみ触れていますが、例外が明記されていない限り、いずれの説明もコレクションおよびパッチに適用されます。

このソリューション状況は、配布側でのみ使用します。状況変更の履歴は、更新履歴テーブルに記録されます。

配布側でメンテナンスしたソリューションと、受取側でインポートしたソリューションを区別するため、ソリューションをインポートするときに状況が消去されます。この点はパッチの場合も同様ですが、コレクションには当てはまりません。理由は、コレクションがそれ自体として受取側で認識されないためです。受取側では、コレクションに含まれるソリューションのみが認識されます。

  • 作業中
    作成中のソリューションの初期状況
  • 依存関係定義済
    さまざまなソリューション間の依存関係が定義されており、ソリューションをエクスポート可能です。自動的に作成できない依存関係を作成する場合もあるので、この状況はマニュアルで選択する必要があります。
  • エクスポート済
    ソリューションはエクスポートされています。この状況はシステムによって処理されます。この状況をマニュアルで設定することはできません。ただし、状況が 「エクスポート済」 のソリューションを 「作業中」、「解決済」、「完了」、または 「依存関係定義済」 に戻すことはできます。エクスポート済のソリューションで何かを変更した場合、状況は常に 「依存関係定義済」 に戻ります。この場合、ソリューションを再びエクスポートする必要があります。ソリューションを発行するには、状況が 「エクスポート済」 でなければなりません。
  • 発行済
    ソリューションが発行されています。これは、ソリューションが凍結していることを意味します。このソリューションには、それ以上変更を加えることができません。ソリューションを発行するには、状況を 「エクスポート済」 から 「発行済」 に変更し、この状況でソリューションを保存する必要があります。
手動での入力も削除する
このチェックボックスがオンの場合、マニュアルで指定した依存情報は、依存情報を再生成する際に削除されます。
依存情報を再生成する
このチェックボックスがオンの場合、既存のすべての依存関係が削除されて関係が再生成されます。
注意

マニュアルで指定した関係は、手動での入力も削除するチェックボックスをオンにしない限り削除されません。

 

生成
依存関係を生成します。

既存の依存関係は、依存情報を再生成するチェックボックス、およびオプションで手動での入力も削除するチェックボックスをオンにしない限りすべて維持されます。