チャートマネージャ (ttchm1000m000)

セッションの目的: チャートの設定をメンテナンスします。ツールアプリケーションにリンクされているチャートは、チャートマネージャ (ttchm1000m000) セッションで示されます。

チャートマネージャは、グラフおよびパイを用いて、ツールアプリケーションのデータをグラフィカルに表示するツールです。グラフは、データを座標系にグラフィカルに表示します。パイは、セグメントに分割された円ダイアグラムで量的な関係を表示します。チャートマネージャでは、折れ線グラフ、棒グラフ、記号グラフなどさまざまなタイプのグラフをサポートしています。すべてのタイプのグラフについて、ほとんど無制限な数のバリアントを設計することができます。

注意

ツールのデータは、次の 3 つの方法でチャートマネージャに送ることができます。

スクリプトを使用して、チャートマネージャのデータをツールのデータベースに送り返すこともできます。

チャートマネージャに対するユーザ権限は、チャートマネージャアプリケーションデータ (ttchm1500m000) セッションで設定します。

ウィンドウとメニューレイアウトについて

ウィンドウのサイズは、マウスを使用して変えることができます。ウィンドウには以下で構成されます。

  • メニューバー: チャートマネージャメニューが表示されます。メニューについては、以下で説明します。
  • アイコンバー: チャート表示をコントロールするための複数のボタンが表示されます。各アイコンについては、以下で説明します。
  • 表示領域: グラフまたはパイ、タイトル、脚注、用例が表示されます。
  • ステータスバー: チャートの状態に関する情報、たとえばチャートの名前、チャートタイプ、メッセージなどが表示されます。

チャートマネージャメニュー: メニューには、選択可能なセッションまたは処理が 1 個以上あります。各メニューについて、以下に簡単に説明します。

ファイルメニュー

  • チャートの選択およびチャートリストのメンテナンス
  • チャートタイプの選択
  • チャートの出力
  • データのインポートおよびエクスポート
  • チャートマネージャの終了

編集メニュー

  • スクリーンの再表示
  • データ値の範囲の拡張または限定
  • 分類値の範囲の拡張または限定
  • 分類値の前、次、先頭、または最終のセットへの移動

属性メニュー: チャート属性を変更し、さらにチャート表示を更新します。ここでは、以下のグラフ機能について変更します。

  • フォントまたは色
  • グラフタイプ (折れ線グラフ、棒グラフ、その他)
  • グラフ設定 (線やバーの太さなど)
  • 座標系のディメンションまたはフォーム

データメニュー: 以下に示すチャートデータを生成または更新します。

  • データポイント
  • 軸のスケール区分
  • タイトル
  • ドメイン

オプションメニュー: フォントの作成または変更、および次の操作によるチャート表示の更新を行います。

  • さまざまなウィンドウまたはテキストの移動
  • チャートの更新

ヘルプメニュー: ヘルプを表示します。

アイコンバーには、以下のアイコンがあります。

  • 終了: チャートマネージャを終了します。
  • 保存: 現在のチャートを保存します。
  • 描画: スクリーンを再表示します。
  • 先頭: 分類値の先頭のセットを表示します。
  • 前: 分類値の前のセットを表示します。
  • 次: 分類値の次のセットを表示します。
  • 最終: 分類値の最終のセットを表示します。
  • 出力: 現在のチャートを出力します。
  • ウィンドウ移動: マウスでタイトルボックスなどのボックスを移動します。
  • テキスト移動: マウスでラベルまたはテキストを移動します。この変更内容は保存されません。スクリーンを再表示すると、元の状態に戻ります。
  • パイ変更: マウスでパイのデータポイントを移動します。これは、該当するセッションでデータを変更することに相当します。この処理の変更内容は、保存できます。
  • グラフ変更: マウスでグラフのデータポイントを移動します。これは、該当するセッションでデータを変更することに相当します。この処理の変更内容は、保存できます。
  • ヘルプ: セッションヘルプを表示します。