テーブルフィールド (ttadv4122s000)

セッションの目的: テーブル定義に属するフィールドをメンテナンスします。

先頭フォームでは、次のことを実行できます。

  • テーブルフィールドのフィールド名およびフィールド番号を入力します。フィールド名は、現行テーブル内で一意でなければなりません。
  • フィールドを結合するかどうかを指定します。たとえば、同じテーブルで複数のフィールドを結合するかなどです。
  • データ型、正しい値、妥当性チェック、表示フォーマットなどを決めるドメインを指定する必要があります。
  • フィールドのラベルデータ、初期値、必須入力、および繰返しフィールドであるかどうかを指定します。

次のフォームでは、別のテーブルとの関連、挿入チェック、削除および更新モードを指定できます。そして、フィールドが有効かどうかを指定できます。

 

テーブル
テーブルが定義されているパッケージのコード
テーブル
テーブルが定義されているモジュールのコード
テーブル
テーブルの ID コード

テーブルはパッケージコード、モジュールコードおよびテーブル ID コードの組合せによって識別されます。

VRC
テーブルが定義されているパッケージのバージョンコード
VRC
テーブルが定義されているパッケージのリリースコード
VRC
テーブルが定義されているパッケージ顧客拡張
注意

顧客拡張は、カスタマイズソフトウェアのみに関係します。

フィールド名
フォーム、レポート、およびスクリプトで使用できる、<テーブル名>.<フィールド> 形式のフィールド名

フィールド名はテーブル内で一意でなければなりません。

例: テーブル - pksls040 (パッケージ - モジュール - テーブル番号)、フィールド名 - orno

順序番号
テーブル定義でフィールドの順序を決定するフィールド番号
注意

インデックスのパーツが (他のインデックスパーツやテーブルフィールドと) 隣接していて、文字列、バイト、または列挙データ型の場合、インデックスを特定のデータベースドライバで最適化できます (ISAM など)。最適化されたインデックスでは検索が高速になります。

結合フィールド
このチェックボックスがオンの場合、フィールドは結合されています。結合フィールドは、複数の通常 (結合されていない) フィールドで構成されます。
  • 結合フィールドは、参照とインデックスに使用できます。
  • 結合フィールドの子フィールドは、結合フィールド別子フィールド (ttadv4523m000) セッションでメンテナンスできます。
必須入力
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは、このフィールドに入力しなければなりません。

フィールドのデータ型がバイト、整数、長整数、浮動小数点または倍精度浮動小数点の場合、必須入力はフィールドの値が 0 であってはならないことを意味しています。実際に、必須入力はフィールドのドメイン定義に追加され、定義済ドメインの範囲よりも優先されます。ユーザが必須入力のフィールドを空にしようとした場合、ドメインの範囲メッセージが表示されます。

フィールド:従業員番号(データ型: 長整数)
範囲必須入力フィールドの入力可能範囲
$$ IN [0, 999999]任意0 - 999999
$$ IN [0, 999999]必須1 - 999999
$$ IN [1, 999999]任意0 - 999999 (0= 空)
$$ IN [1, 999999]必須1 - 999999

 

繰返しフィールド
このチェックボックスがオンの場合、テーブルフィールドが繰り返されます。
注意

繰返しフィールドは、同じ名前および特徴を持つテーブル内で数回にわたって出現します。

要素の数
繰返しフィールドとして指定されたフィールドの深さ

例: テーブル - 要素の数、フィールド - ヘルプトピックコード (1)、トピックタイトル (1)、トピックキーワード (4)

注意

「トピックキーワード」 は、4 つのレベルの繰返しフィールドです。「要素の数」 テーブルでは、各 「要素の数」 テーブルにつき 4 つまでのキーワードを定義できます。

ドメイン
テーブルフィールドのパッケージコードの ドメイン
ドメイン
データ型と、フィールドのいくつかの特徴を定義するテーブルフィールドのドメイン
注意

テーブルフィールドが結合フィールドである場合は、ドメインを指定できません。

データ型/長さ
データの内部表記
データ型/長さ
ドメインのデータ型が文字列である場合、このフィールドは文字列長になります。データ型がマルチバイト文字列である場合、これによって文字を配置できる桁数が指定されます。
初期値
ユーザがテーブルに新規レコードを入力する場合、これが初期値になります。

デフォルト

空または 0 (データ型によって異なります)

ラベル記述
テーブルフィールドと同じ名前のラベルとして使用するテーブルフィールドの記述。フォーム、レポートまたはメニューのラベルがテーブルフィールドと同じ名前である場合、ラベルに代わってこの記述が使用されます。
注意

ラベル記述にパーセント記号 % が含まれていると、フォーム、レポートまたはメニューのラベル内での改行が強制されます。

ラベル長さ
フォーム、レポートおよびメニューで使用するラベルの長さ
関連ラベル
テーブルフィールドの記述として使用されるラベルのコード
注意

このフィールドにアクセスできるのは、[ラベル記述] フィールドが空である場合のみです。

参照テーブルフィールド
このフィールドの参照先となる参照テーブルのパッケージ
参照テーブルフィールド
このフィールドの参照先となる参照テーブルのモジュール
参照テーブルフィールド
このフィールドの参照先となる参照テーブルのテーブル番号
参照テーブルフィールド
このフィールドにはピリオド (.) が表示されます。
参照テーブルフィールド
参照される参照テーブルのフィールド名
参照モード
参照メッセージ
デフォルト値が参照テーブル内のレコードに対応しない場合に割り当てる、メッセージのパッケージコード
参照メッセージ
参照テーブル内に関連レコードが存在しないフォームの入力フィールドに値を入力した場合に、割り当てられるメッセージコード
注意

参照メッセージは、参照モードが [必須] または [空でなければ必須] の場合にのみ関係します。

DBMS 別チェック
このチェックボックスがオンの場合、参照フィールドの参照整合性がデータベースサーバ別にチェックされます。
参照制御削除モード
参照先のテーブル (= 親テーブルまたは参照テーブル) 内のレコード表示が削除されている場合にツールが実行する処理を選択します。
参照制御更新モード
参照先のテーブル (= 親) 内のレコードの主キーを変更した場合にツールが実行する処理を選択します。
技術文書
このチェックボックスがオンの場合、テーブルフィールドの文書が存在します。
リリースノート
このチェックボックスがオンの場合、テーブルフィールドのリリースノートを利用できます。