パッケージ VRC (ttadv1511m000)

このセッションでは、パッケージ VRC (ttadv1111s000) 詳細セッションで定義および修正できるパッケージ VRC がリストされます。

このセッションには派生構造も表示されます。派生構造の概要をすべて出力するには、出力をクリックし、パッケージ VRC 派生構造の出力をクリックします。

このセッションの使用中に LN が応答しなくなった場合は、VRC 派生構造が壊れている可能性があります。パッケージ VRC 構造を修復するには、LN の再起動時にパッケージ VRC 派生構造の修復 (ttadv1211m000) セッションを実行する必要があります。

注意

パッケージ VRC 全体の削除 (ttadv6255m000) セッションまたは パッケージ VRC 特有のソフトウェア構成要素の削除 (ttadv6256m000) セッションが使用中の場合は、パッケージ VRC (ttadv1111s000) 詳細セッションを開始できません。

 

VRC
たとえば B61 などの、パッケージのアップグレード。パッケージの機能を変更するたびに、バージョンが新しくなります。1 つのバージョンには、リリースがいくつか存在することがあります。
リリース
バージョンの更新。たとえば 「B61 a」 の場合、「B61」 はバージョンコード、「a」 はリリースコードを表します。それぞれに更新されて、新しいリリースコードを持つ新規リリースとなります。
顧客
カスタマイズしたソフトウェアパッケージを識別するコード。たとえば B61O_a_cus1 の場合、「B61O」 はバージョン、「a」 はリリース、「cus1」 はカスタマイズしたソフトウェアの顧客拡張を表します。
派生元
パッケージ VRC の派生元である、前の VRC のバージョン
リリース
パッケージ VRC の派生元である、前の VRC のリリース
顧客
パッケージ VRC の派生元である、前の VRC の顧客
ツールのインターフェイスバージョン
パッケージ VRC の TIV 番号

セッションまたはフォームのダンプまたはコンパイル時には、TIV 番号によってセッション/フォームダンプの実際の機能が決まります。TIV 番号が設定されていない合、または 0 に等しい場合は、セッションおよびフォームは使用可能な最新バージョンにダンプされます。

VRC レベルの TIV 番号は、異なるバージョンや機能パックをカスタマイズしたりメンテナンスしたりするメンテナンスシステムで重要となります。TIV 番号によって、セッション/フォームは正しいバージョンへのダンプが保証されます。

この表は、使用可能な TIV 番号を示しています。

バージョン基準TIV レベル
LN、機能パックなし1000
Enterprise Server 7 ( LN FP1)1010
Enterprise Server 8.2 ( LN FP2)1020
Enterprise Server 8.3 ( LN FP3)1075
Enterprise Server 8.4 ( LN FP4)1200
Enterprise Server 8.5 ( LN FP5)1500
Enterprise Server 8.6 ( LN FP6)1600
Enterprise Server 8.7 ( LN FP7)1700
Enterprise Server 10.2 ( LN FP8)1800