ツールユーザコードは通常、システムログインフィールドで定義するユーザコードと類似しています。ただし、1 つのシステムログインに対して複数のツールユーザを定義できます。
ユーザが bshell を起動する場合、デフォルトでは、システムはシステムログインコードと同じツールユーザコードを使用して起動します。環境変数 「USER」 を設定すると、異なるツールユーザコードを使用して bshell を起動できます。
例
システムログイン | ERP LN ユーザ |
---|---|
dave | dave |
dave | dave_01 |
dave | dave_02 |
john | john |
john | john_01 |
「dave」 というシステムログインで bshell を起動したユーザは、デフォルトではツールのユーザコードが 「dave」 になります。 ただし、ユーザ 「dave」 は環境変数 USER に 「dave_01」 または 「dave_02」 を設定して、これらのユーザコードを持つ別の ツールユーザで起動することもできます。
「dave」 というシステムログインのユーザは、環境変数 USER を 「john」 または 「john_01」 に設定して、これらのログイン名で bshell を起動しようとしても、「ユーザ 「john」 として実行する権限がありません」 というメッセージが表示されます。同様に、ログイン名が 「john」 の UNIX ユーザが bshell を起動するには、ツールのユーザコード 「john」 または 「john_01」 を使用する必要があります。「dave」、「dave_01」、「dave_02」 などを使用しても起動できません。