内部商業原価率

概要

内部価格では、材料および労務に商業価格を使用できます。さらに、単一の固定価格を指定することができます。これは、使用された実際材料費および費やされた時間について、支払う必要のある固定修理原価率です。

商業材料費

材料の関係詳細に関する価格発生元が 「商業価格」 である場合、作業オーダで発行された材料について、商業原価率を使用して内部請求での価格を決定します。一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの内部価格検索方法フィールドを使用して、価格を取得します。次のオプションを使用できます。

  • 価格帳 (サービス/販売): デフォルトサービス価格帳を使用します。この価格は、1 つの取引先に固有にすることはできません。この価格帳が定義されていない場合には、デフォルト販売価格帳が使用されます。
  • 価格帳 (転送): マトリックス定義 (tdpcg0110m000) セッションでマトリックスタイプフィールドを振替価格に設定して価格帳 (転送) を使用し、2 つの内部取引先間の内部販売価格を指定することができます。注意: LN では、企業単位にリンクされている内部取引先を考慮して、販売価格を検索します。
  • 品目サービス価格: 品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションで定義された販売価格を使用します。この価格は内部請求にも使用できます。「サービス価格帳」 および 「価格帳 (転送)」 が定義されていない場合には、品目サービス価格が使用されます。
商業労務単価

内部取引詳細 (tcemm2151m000) セッションで、労務価格設定の価格発生元商業価格に設定するには、サービス部署 (tsmdm1100m000) セッションの内部販売労務単価フィールドを使用します。サービス部署が別のサービス部署の作業を実行するときには、この労務単価で販売労務単価を指定します。内部取引先の労務単価は、商業労務原価率を使用して指定できます。

注意: 労務単価コードの販売単価のみを使用します。作業オーダの実際原価を使用するので、単位原価は適用できません。

注意: LN では、企業単位にリンクされている内部取引先を考慮して価格を検索します。