LN で契約分割払を生成する方法

LN では、以下の場合に契約分割払が生成されます。

  • サービス契約が有効化された
  • 契約変更がクローズされた

契約が有効化または更新されると、LN は以下の基準に従って各構成に分割払を生成します。

物価スライドまたは一時的な変更がクローズされると、LN により分割払が調整されるか、原価と販売金額の差額を反映する分割払が新規作成されます。

LN では、以下の場合に新規の分割払が生成されます。

  • 新規構成が追加された。
  • 構成ラインの失効日が延長された。LN は、構成ラインの前の失効日より後に分割払を生成します。
  • 違約金額が指定された。違約金額ごとに、LN は単一の分割払を作成します。

これ以外の場合には、変更発効日から構成の失効日までの期間を対象とするフリーの状況となっている現行の分割払が、LN で調整されます。契約割引額も調整されます。

注意

分割払の状況がすでに承認の場合は、以下の処理が実行されます。

  • 差額が増加した場合、LN は同一の計画請求日について新規に分割払を作成します。
  • 差額が減少した場合、LN は貸方票を作成します。構成の失効日に当てはまるフリーの分割払はすべて取り消されます。
分割払で契約変更が有効な場合の [物価スライド] または [一時的な変更] の影響

[物価スライド] または [一時的な変更] が有効な場合、スライド金額が、次の条件を満たす分割払に分割されます。

  • 契約分割払 (tsctm4100m000) セッションで分割払の状況がフリーである
  • 分割払の開始日 (契約分割払 (tsctm4100m000) セッションの発効日フィールドの開始日) が、契約変更 (tsctm3120m000) セッションの変更発効日以降である

マニュアルで作成された分割払には、スライド金額が分割されません。

[物価スライド] または [一時的な変更] が適用される場合、契約分割払 (tsctm4100m000) には状況がフリーの分割払はありません。 契約変更が有効になると、LN は契約分割払 (tsctm4100m000) セッションでスライド金額を使用して新規分割払を生成します。新規分割払の計画請求日は、契約変更 (tsctm3120m000) セッションの変更発効日と同じです。

[物価スライド金額] または [一時的な変更金額] がゼロ (0) でない場合、LN はその金額を分割払額に追加します。その後、[物価スライド金額]/[一時的な変更金額] はゼロ (0) にリセットされます。

分割払の状況を変更できるのは、次の場合のみです。

  • 物価スライド金額または一時的な変更金額がゼロ (0) の場合。次の状況に変更できます。
    • 承認
    • 取消
  • 契約変更が有効な場合