メンテナンス計画を生成するには

メンテナンス計画の生成 (tsspc2200m000) セッションを使用して、メンテナンス計画を生成します。サービス組織が管理する設置グループおよびシリアル番号付品目について、メンテナンス活動を計画することができます。計画活動 (tsspc2100m000) セッションで、活動のスケジュールと表示ができます。メンテナンス計画によって、長期的に遂行する必要があるメンテナンス活動が把握されます。

メンテナンス活動の運用計画はサービスオーダ計画に基づきます。すべての運用 (サービス) 活動はサービスオーダを通じて遂行されます。

メンテナンス計画の生成方法
ステップ 1. サービス契約

設置グループに何らかの有効なサービス契約がある場合、その設置グループについては計画は生成されません。

ステップ 2. シリアル番号付品目

指定した開始日から終了日までの期間中に有効な最上位シリアル番号付品目をすべて選択します。開始日が最上位シリアル番号付品目の開始日以前の場合は、この開始日が最上位シリアル番号付品目の開始日になります。最上位シリアル番号付品目の終了日が終了日よりも遅い場合、この終了日が終了日となります。

ステップ 3. 計画活動

これらの 2 つの日付の間で有効なシリアル番号付品目に関して、計画活動が生成されます。LN では、最上位シリアル番号付品目に関連する子シリアル番号付品目についても計画活動が生成されます。子シリアル番号付品目も有効でなければなりません。

ステップ 4. 使用クラス

計画活動の作成時に使用する使用クラスは、次の順序で選択されます。

  1. シリアル番号付品目の使用クラス
  2. 最初の親シリアル番号付品目の使用クラス
  3. 設置グループの使用クラス
  4. 使用クラス
ステップ 5. 参照活動

LN により、品目にリンクされた参照活動が存在するかどうかがチェックされます。それらが存在する場合、計画活動を生成するために参照活動が使用されます。

ステップ 6. メンテナンス周期

メンテナンス計画は、メンテナンス周期の開始に基づいて次の 3 とおりの方法で行うことができます。

  • シリアル番号付品目の開始日: メンテナンス周期の開始日は、シリアル番号付品目の開始日と一致します。
  • 選択範囲の開始時間: メンテナンス周期の開始日を、計画活動が生成される開始日とします。
  • 1月 1日: メンテナンス周期は、1 月 1 日に開始されます。

相対的な動きは、品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションのメンテナンス周期フィールドの値に基づいて、実際の日付に変換されます。開始日を受け取ると、最初の労働日が実際の計画開始日に設定されます。その日付に活動継続期間が加えられて、終了日が決定されます。

最初の労働日を見つけて前進計画を行うための、カレンダーの検索パスは次のようになります。

  • シリアル番号付品目のカレンダー
  • 設置グループにリンクされているサービス部署のカレンダー

最早開始時間 =

.

生成される計画活動のそれぞれについて、所要量ラインが資源所要量 (tsacm2120m000) セッションから次のセッションのいずれかにコピーされます。

  • 計画活動 - 資材所要量 (tsspc2110m000)
  • 計画活動 - 労務所要量 (tsspc2111m000)
  • 計画活動 - その他所要量 (tsspc2112m000)

処理レポート: 生成された計画活動のリスト

エラーレポート: エラーのリスト

デフォルト:

  • 開始日は現在の日付です。
  • 終了日は現在の日付に 1 年を加えた日付です。