プロジェクト構造を サービス

プロジェクト活動構造または要素構造およびプロジェクトにリンクされている実際の消費材料品目が、サービスのフィジカルブレイクダウン構造にコピーされます。この処理によって、サービスとメンテナンスを必要とするプロジェクト品目を特定できるようになります。このプロジェクト-サービス統合では、プロジェクトにリンクされた消費品目の実際 (履歴) データが考慮されます。

注意

サービスでは、コピー処理はプロジェクトブレイクダウン構造のコピー (tscfg2210m200) セッションで処理されます。同セッションへのパスは、[サービス] → [構成管理] → [フィジカルブレイクダウンソース] → プロジェクトブレイクダウン構造のコピー (tscfg2210m200) セッションです。

実際の消費材料品目のコピー:

プロジェクト原価履歴に保存されている実際の消費材料品目がコピーされます。品目に 「シリアル番号付」 のマークがある場合、あらかじめ定義されたマスクに基づいてシリアル番号が品目に生成されます。シリアル番号の生成に失敗すると、エラーがレポートされます。材料品目には、ダミーのシリアル番号、または最終的なシリアル番号を生成できます。ダミーのシリアル番号は、あとから最終的な番号に置き換えることができます。要素と活動については、生成された番号が最終シリアル番号になります。

次についてのみコピーできます。

  • プロジェクト原価履歴に保存されている実際の消費材料品目
  • サービス品目データが定義されている実際の消費材料品目

次はコピーできません。

  • プロジェクトで使用されるオイルなどの消耗品
  • サービス品目データが定義されてない実際の消費材料品目
活動構造のコピー:

活動 (tppss2100m000) セッションに表示されている活動構造は、フィジカルブレイクダウン構造の入力として使用されます。LN は、各活動に番号付品目を作成します。親活動は、フィジカルブレイクダウン構造の最上位のシリアル番号付品目として使用されます。

要素構造のコピー

要素および予算構造 (tpptc1509m000) セッションに表示されている要素構造は、フィジカルブレイクダウン構造の入力として使用されます。LN は、各要素に番号付品目を作成します。最上位活動は、フィジカルブレイクダウン構造の最上位のシリアル番号付品目として使用されます。

プロジェクト要素/活動構造が変更される場合、コピー処理を反復する必要があります。サービスでは、既存のフィジカルブレイクダウン構造は上書きされません。新しい構造が、既存のレコードに追加されます。