検索パスを使用するには

プロジェクトは固有の検索パスを使用して、特定のプロセスに必要な値を検索します。

予算労務検索パス: 予算労務単価検索パスは、予算ラインで使用される単位原価および販売単価を決定します。パスは、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションで指定します。以下の複数の検索オプションを使用して労務単価を検索できます。プロジェクト

  • プロジェクト労務単価は、労務単価コード (tcppl0190m000) および特定労務単価 (tcppl0192m000) セッションで設定されます。労務
  • 労務費および販売単価は、標準労務 (tppdm0511m000) セッションまたはプロジェクト労務 (tppdm6111s000) セッションで設定されます。職種グループ
  • 職種グループ原価および販売単価: 職種グループに関連付けられている労務単価で、職種グループ (tppdm0130s000) セッションで定義されます (ただし、単価は労務単価コード (tcppl0190m000) セッションから派生しています)。
  • プロジェクト固有の原価および販売単価: プロジェクト固有の労務単価で、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションで定義されます。

デフォルトの労務単価は、LN が最初の 「予算労務単価のパス」 ボックスに表示されたパスを調べることで見つけた労務単価になります。このボックスが空である場合、2 番目のボックスの表示が調べられます。それが利用できないかまたはゼロである場合、3 番目のボックスが使用されます。

登録原価検索パス: 登録原価労務単価検索パスは、次に示すどの原価および販売単価が登録時間管理で使用されるかを決定します。

  • 従業員: 従業員に固有の労務単価
  • 労務: 標準労務 (tppdm0111s000) およびプロジェクト労務 (tppdm6111s000) セッションで定義される標準労務単価
  • 職種グループ: 職種グループ (tppdm0130s000) セッションで定義された職種グループに関連付けられている労務単価 (労務単価コード (tcppl0190m000) セッションから派生したレート)
  • プロジェクト: プロジェクト固有の労務単価で、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションで定義されています。

デフォルトの労務単価は、LN が最初の労務単価ボックスの表示パスから検出した労務単価です。このボックスが空である場合、2 番目のボックスの労務単価が検索されます。それが利用できないかまたはゼロである場合、3 番目のボックスが使用されます。

注意

最初の労務単価ボックス内で 「労務」 を定義すると、実際予算の労務ラインでは標準労務単価が使用されます。標準労務単価を定義していない場合、2 番目の労務単価ボックスが使用されます。これは 「職種グループ」 または 「プロジェクト」 のいずれかになります。