LN での実行済の計算方法

業績測定とモニタリングでは、複数フィールドの設定に応じて、実行済原価をさまざまな方法で計算できます。

  • 原価は拡張について登録されており、拡張 (tpptc0110s000) セッションでは、拡張について次の両方が適用されます。

    この場合、LN により実行済が次式で計算されます。

    実行済 = 予算金額 x 進捗
  • プロジェクトが原価加算プロジェクトである場合、拡張を使用して原価を登録することはできません。中間結果は確定されません。また、進捗登録には製造が終了していないことが示されます。

    この場合、LN により実行済が次式で計算されます。

    実行済 = 履歴に転記済原価
  • 原価は拡張について登録されており、拡張 (tpptc0110s000) セッションでは、拡張タイプ決済対象数量 に設定されます。

    進捗データでは製造が終了している、または製造が 100 % を超過していると示されるプロジェクトの一部 (1 つの特定要素について複数の材料ラインがあるなどの場合) について、実行済原価が次式で計算されます。

    実行済 = 予算金額 ((予算数量 x 進捗) - 予算数量) x 管理予算での販売価格

    注意: 実行済材料費に進捗データで示す在庫が加算され、材料の原価が掛けられます。

  • それ以外の場合は、実行済が次式で計算されます。

    実行済 = 予算金額 x 進捗

    注意: 実行済材料費に進捗データで示す在庫が加算され、材料の原価が掛けられます。