配分金額を使用するには

トップダウンデータ (tpptc5110s000) セッションを使用して、選択した活動にバージョンから原価タイプ別に金額を配分します。このセッションには、活動金額を入力する前の未配分金額および残額が表示されます。金額を入力すると、新しい未配分金額と残額が表示されます。配分金額の変更のみが保存されます。つまり、前のバージョンから特定バージョンのデータを派生させることができます。現行バージョンの状況が 「フリー」 または 「実際」 で、プロジェクト状況が 「フリー」 または 「有効」 の場合、現行バージョンにのみ金額を配分できます。活動データが別のバージョンと関連付けられている場合、データを現行バージョンにコピーするように指示されます。

分配予算

例:

                        A  1000
        / \
       /  \
    500 B   C 200

A に注目した場合、未配分金額は 300 です。これは、A - B - C = 300 から得られます。A の残額は未配分のバージョン金額であり、契約金額 - 収益報酬 - 管理引当金 - 分配予算で計算されます。B に注目すると、未配分金額はその子要素によって決まります。残りの予算は親の未配分金額であり、この場合は 300 です。

特定の金額を活動に配分する場合、親活動の金額よりも高い金額にすることはできません。また、子要素に配分された合計金額よりも少ない金額にすることもできません。