原価加算請求の使用

原価加算請求処理: 

• 契約 (tpctm1100m000) セッションおよび契約ライン (tpctm1110m000) セッションを開始します。[合意タイプ] フィールドには ｢原価補償｣ または ｢時間と資材｣ のいずれかを、[請求タイプ] フィールドには ｢原価加算｣ の値を指定する必要があります。
• 関連する契約ラインにリンクされるプロジェクトを定義します。
• プロジェクトの原価を登録します。すると、対応する契約ラインのコストが登録されます。
• 収益コードに割当 (tppin0810m000) セッションで収益コードを割り当てます。
• 原価仕訳概要 (tpppc2811m000) セッションで実際原価を記録します。次のオプションがあります。 
  • 要素/活動別
  • 原価タイプ別
  • 管理コード別
  • 原価対象別: 要素 (tpptc1100m000) セッションで要素を定義するか、活動 (tppss2100m000) セッションで活動を定義する場合、[原価管理] チェックボックスを使用して、要素/活動別のプロジェクト原価を記録するかどうかを指定します。このチェックボックスがオフの場合、 プロジェクトは要素原価を親要素に累計します。
• 原価の承認 (tpppc4811m000) セッションで原価を確認します。
• 取引の処理 (tpppc4802m000) セッションで取引を処理します。このセッションでは、確認済原価をプロジェクト履歴や財務会計に転記します。注意: これは、プロジェクトで登録済の原価にのみ関係します。LN ではプロジェクトに含まれていない原価の承認と処理が行われます。
• 請求対象原価加算取引 (tppin4810m000) セッションで取引を ｢請求対象取引｣ に設定します。
• 請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションで、取引を請求に処理します。

請求で次のタスクを完了します。

• 将来の請求書の確認
• 請求書ヘッダのチェック
• 請求書を構成して出力し、売掛金 に転記します。