プロジェクトで基準ラインを使用するには

プロジェクト基準ラインは、特定日付の活動構造にある各活動マイルストーンの予定開始日と予定終了日を示します。日付は以下から入力できます。

  • 外部スケジューリングパッケージ
  • 基準ラインの作成および更新 (tppss2220m000) セッション
  • 活動基準ライン (tppss2120m000) セッション
  • マイルストーン基準ライン (tppss2121m000) セッション
基準ラインを使用して、以下を行います。

基準ラインは、予定された活動のタイムラインのスナップショットです。基準ラインを使用して、時系列予算の生成 (tpptc5200m000) セッションでトップダウン予算バージョンを時系列化できます。時系列予算は、アーンドバリュー方法、活動のスケジュール済日付を考慮し、予算バージョンおよび基準ラインを使用して計算されます。

基準ラインは業績測定に使用されます。業績測定を生成する場合、基準ラインは承認済であり、予算バージョンは実際でなければなりません。発行可能なスケジュール済活動の金額は、業績を測定する期間中に活動が基準ラインのどの位置にあるかによって決まります。

活動 A の配分金額は 10,000 ユーロで、開始/終了時の割合アーンドバリュー方法があります。活動の開始時に 10 % が発行され、終了時に 90 % が発行されます。基準ラインは承認され、3 期間に分けられます。最初の期間では、A が開始されるとこの期間に対して 1000 ユーロが発行されます。2 番目の期間では、A の作業が継続されるため何も発行されません。3 番目の期間では、A が終了すると 9000 ユーロが発行されます。予算金額を発行するため、基準ラインデータとアーンドバリュー方法が参照されます。

基準ラインの作成

基準ラインデータは、プロジェクトで使用する活動構造またはマイルストーンの開始日と終了日によって決定されます。所要量計画で、次のセッションのいずれかを使用して、基準ラインを間接的に作成または更新できます。

  • マイルストーン基準ライン (tppss2121m000)
  • 活動基準ライン (tppss2120m000)
注意

基準ラインを入力しない場合、LN では活動の計画日が採用されます。

このどちらかのセッションから基準ラインの作成および更新 (tppss2220m000) セッションを開始して、この特定プロジェクトの基盤となる活動構造に基づく基準ラインを作成または更新できます。

基準ライン (tppss0520m000) セッションでは、概要を参照して基準ライン状況を変更できます。